現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 農林水産部の[終了]「なつひめ」等青ナシオリジナル品種の栽培技術の確立
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:園芸試験場費
事業名:

[終了]「なつひめ」等青ナシオリジナル品種の栽培技術の確立

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農林水産部 園芸試験場 果樹研究室  

電話番号:0858-37-4211  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人
26年度当初予算要求額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 3,763千円 33,365千円 37,128千円 4.2人 5.6人 0.0人

事業費

要求額:0千円  (前年度予算額 3,763千円)  財源:単県 

一般事業査定: 

事業内容

終了の理由

試験実施期間を終了し、一定の成果が得られたため。

事業概要

本県育成の青ナシ新品種の出荷が本格的に始まり、新植も進んでいる。しかし、各品種の特性が十分に把握されておらず、現地では、地域ごとに味のバラツキや生理障害等の問題が発生している。新品種を安定生産できる栽培技術を確立する。

得られた成果

「なつひめ」は果梗(軸)が短く袋かけしにくいことが問題であったが、番果による果実品質を比較した結果、3〜8番果の果実に差はみられず、受粉作業を満開になってから行い、番果が遅くても果実が大きく果梗の長い果実を選べばよいと考えられた。
「なつひめ」について、8月中旬に収穫時期の糖度を予測する予測式を作成した。また収穫時期は、GA処理の二十世紀とほぼ同時期で、糖度11.5度以上となり収穫適期と判断された。
果実袋の省力化を検討した結果、「夏さやか」「なつひめ」では、網掛け、防蛾灯の施設がある場合には小袋1回掛けで糖度が高く果面のきれいな果実が収穫できた。また大袋1回掛けでも慣行の2回掛けとあまり果実品質に差は無く、小袋掛けを省力化できると考えられた。
毎年安定して果実を収穫するためには、「なつひめ」「涼月」では4年で果実をならせる枝(側枝)を更新する、「夏さやか」は2年目の枝(長果枝)中心の着果させるのが適当と考えられた。
元肥、夏肥の施用をやめ、施肥量を半減した区においても5年間果実品質に影響を見られなかった。この時期の施肥は冬期間に流亡しやすく効果が低いと考えられており、施肥時期の検討が必要と考えられた。

今後の課題

新品種のジョイント栽培技術について検討が必要である。有望な品種が絞られてきたので、今後はそれらの品種のさらなる高品質果実安定生産技術の確立に目標を絞り、試験を行う必要がある。



財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 3,763 0 0 0 0 0 0 0 3,763
要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0