現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 農林水産部の【終了】ナラ類集団枯損被害の初期防除と拡大防止手法の開発
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業試験場費
事業名:

【終了】ナラ類集団枯損被害の初期防除と拡大防止手法の開発

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農林水産部 林業試験場 森林管理研究室  

電話番号:0858-85-2511  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人
26年度当初予算要求額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 1,049千円 7,150千円 8,199千円 0.9人 1.7人 0.0人

事業費

要求額:0千円  (前年度予算額 1,049千円)  財源:国1/2 

一般事業査定: 

事業内容

1 事業の概要

平成21年度、大山町において飛び火的なナラ枯れ被害が発生した。この被害を拡大させないため、また初期の被害を防除するための実証試験を行う。

2 背景と目的

鳥取県のナラ枯れ被害は従来東部地域で散発的に発生していたが、平成17年度以降被害が拡大傾向を示し、中部地域まで拡大した。平成21年度には飛び火的に大山町に被害が発生した。飛び火的な被害は発生源となり、周辺にさらに拡大するため、大山町の被害は徹底的に防除し、被害拡大を抑制する必要がある。そのため、従来の防除法と新しい防除法を組み合わせた防除法を確立する。

3 事業の成果

1.大径木の根株処理

    カシナガが穿入した根株を掘り取り、内部の穿入状況を調査したところ、大径木の根株では深さ50cm以上にもカシナガが穿入していることが分かった。
    2.生物農薬効果試験
     生物農薬(病原性線虫)を樹幹注入したところ、注入率が低く、生物農薬注入によるカシナガの駆除効果は認められなかった。
    3.枯死木の割材試験
     枯死木を当年秋に薪に割材したところ、材内で繁殖しているカシナガを9割以上駆除することが出来た。
    4.発生消長調査
     カシナガ初飛来は、三朝町で6月下旬、大山町6月中旬であった。
    5.粘着トラップによる枯死被害軽減試験
     粘着トラップでカシナガを捕獲し、枯死被害軽減を試みたところ効果が認められた箇所と、そうでない箇所があり、効果は限定的であった。


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,049 401 0 0 0 0 0 0 648
要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0