事業名:
[終了]有機・特別栽培拡大に必須の病害虫防除技術確立
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農林水産部 園芸試験場 環境研究室
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
26年度当初予算額 |
0千円 |
0千円 |
0千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
26年度当初予算要求額 |
0千円 |
0千円 |
0千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
25年度当初予算額 |
3,281千円 |
16,682千円 |
19,963千円 |
2.1人 |
1.4人 |
0.0人 |
事業費
要求額:0千円 (前年度予算額 3,281千円) 財源:国1/2
一般事業査定:
事業内容
終了の理由
試験実施期間を終了し、一定の成果が得られたため。
事業概要
農薬に替わる防除技術である、物理的な防除方法、微生物資材・農薬代替資材、品種特性、耕種的防除対策等の実用性を検討し、有機・特別栽培農産物の生産拡大を図る。
得られた成果
・秋期と年明け後の天敵放飼の組み合わせによって、イチゴのハダニ類の防除が可能であることが明らかとなった。
・ブロッコリーの害虫に対し、被覆資材の利用によって農薬の削減が可能であると考えられた。被覆資材では、不織布に比べ防虫ネットの利用が実用性が高いことが明らかとなった。
・ブロッコリー花蕾腐敗病に対し、高温期に収穫する作型では、生物農薬の利用が有効であった。
・ブロッコリーこぶ病に対する抵抗性品種の利用は有効であった。
・黄色LEDは野菜のチョウ目害虫に対して一定の効果が認められたものの、経費と労力面から実用化は困難であると考えられた。
・ラッキョウ病害に対する温湯消毒の利用条件がある程度明らかになり、乾腐病に対しては高温処理が必要であることが分かった。温湯消毒のウイルス病に対する利用は困難であることが明らかとなった。
・ラッキョウの灰色かび病に対し、効果のある資材が分かった。
・ナシ園における潜在的な害虫が明らかになり、その中の数種については、発生時期等の生態が分かった。
・ナシの品種によるニセナシサビダニの防除要否の違いが明らかになった。
・微生物農薬のナシ黒星病及び芯腐症(胴枯病菌)に対する防除効果を確認した。
・ナシおいて微生物農薬を取り入れた防除体系は、化学農薬の削減が可能であると考えられた。
・カラシナ及びブロッコリー残渣鋤込みによる生物くん蒸処理により、スイカの急性萎凋症及びホウレンソウ萎凋病に対する防除効果が確認された。
・低濃度エタノール処理により、スイカの急性萎凋症及びホウレンソウ萎凋病に対する防除効果が認められた。
今後の課題
農薬代替技術として利用可能な個別技術は概ね明らかとなったが、作物ごとのこれら技術の体系化が必要である。
財政課処理欄
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
3,281 |
1,640 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,641 |
要求額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |