現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 農林水産部の【終了】県産ヒノキ材の横架材としての利用技術の開発
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業試験場費
事業名:

【終了】県産ヒノキ材の横架材としての利用技術の開発

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農林水産部 林業試験場 木材利用研究室  

電話番号:0858-85-2511  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人
26年度当初予算要求額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 1,320千円 4,766千円 6,086千円 0.6人 0.2人 0.1人

事業費

要求額:0千円  (前年度予算額 1,320千円)  財源:単県 

一般事業査定: 

事業内容

1事業概要

現在、安値で取引されているヒノキB、C材の各強度試験等を行うことによってその性能を把握し、横架材としての利用技術の開発を行うことによって、価値の向上を図る。

2事業の目的・背景・効果

(1)背景

    ・県内ヒノキの約6割が6〜10齢級と今まさに伐期を迎えている。また新規造林の約6割もヒノキである。

    ・ヒノキA材は高価格で取引され、木造住宅の中では化粧材として利用されているのに対し、ヒノキB、C材は3,000円/m程度で取引されており、価値の向上が求められている。

    ・県内木造住宅の横架材は、主としてアカマツが利用されていたが、マツ枯れにより現在は生産されておらず、現在はベイマツ、オウシュウアカマツが占めている。

    (2)目的

    ・安値で取引されているヒノキB、C材の価値の向上を図る。

    (3)効果

    ・県内林家の収入増加が期待できる。

    ・更なる間伐の推進により、県土の保全を図ることができる。

3成果

(1)ヒノキB、C材の強度性能
・ヒノキB、C材の平角材(120×210×4000)について、実大曲げ強度試験(曲げヤング係数、曲げ強度)を行った。その結果、国土交通省告示1452号に示されたヒノキ無等級材の基準強度をほとんどの試験体が超えていることが明らかとなり、住宅用建材として利用できることを示すことができた。

(2)住宅用建材への利用について

・ヒノキB、C材の平角材は、曲がり材の場合は目切れが見られることと、節が多いまたは大きい節が材面に現れることが特徴としてみられた。曲がりによる目切れは強度性能に対し影響がみられなかったが、材の中央付近に現れた節が大きくなるにつれ強度性能が低くなる傾向がみられた。よって、これら材を利用するときには、節の大きさなどの選別をさらに行うことを提案することができた。



財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,320 0 0 0 0 0 0 0 1,320
要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0