1 事業概要
平成28年度インターハイ会場を予定している「倉吉自転車競技場」の改修に必要な経費について、公益財団法人鳥取県体育協会に対して補助する。
2 経緯
昭和60年「わかとり国体」開催にあたり、基本方針として「国体の主会場については、県が整備する」こととしていたが、公益財団法人鳥取県体育協会が整備することにより公益財団法人日本自転車振興会から補助を受けて財源的に有利だったため、県が公益財団法人鳥取県体育協会に依頼して昭和58年に整備した。(補助要件:「公益財団法人鳥取県体育協会が整備すること」)
事業主体は、公益財団法人鳥取県体育協会となるが、公益財団法人鳥取県体育協会負担分は全額県が負担し、整備後の管理運営等に係る経費についても県が全額補助している。
現在、公益財団法人鳥取県体育協会は、競技場の管理をNPO法人たかしろに管理委託している。
3 現状
自転車競技場の走路は、耐久年数がおよそ3年である。当該競技場は、前回の改修から4年が経過しており、走路の亀裂や凹凸で、自転車による走行が危険な状態となっているため、インターハイまでには改修する必要がある。
4 事業内容
補助金額 20,436千円
(改修費用50,436千円から(公財)JKA補助金30,000千円を控除した額)
改修内容・・・暗渠排水管設置、天端防水工補修、クラック補修、舗装版打換え、走路(ウォークトップ)全面改修工事
5 (公財)JKA補助概要制度の概要
補助対象者 | 公益法人等 |
対象事業 | 競輪・オートレースの補助事業により整備された自転車競技場の補修 |
交付申請期間 | 事業年度の前年度の9月末 |
補助上限額 | 30,000千円 |
補助率 | 2/3 |
6 過去の改修実績
年度 | 内容 | 金額 |
H6 | ・舗装全面打換工事
・走路(ウォークトップ)全面改修工事 | 121,746千円
(40,586千円) |
H11 | ・舗装一部打換及び暗渠埋設工事
・走路(ウォークトップ)全面改修工事
・管理棟屋根修繕 | 24,955千円
(8,785千円) |
H17 | ・走路(ウォークトップ)全面改修工事 | 14,994千円
(5,004千円) |
H22 | ・舗装一部打換工事及び暗渠埋設工事
・走路(ウォークトップ)全面改修工事
・場外道路改修工
・トイレ等修繕 | 37,158千円
(12,386千円) |
※上段…工事費、下段( )…県費
県費以外は公益財団法人日本自転車振興会補助金