平成 25 年 6月に閣議決定された日本再興戦略では、「薬局を地域に密着した健康情報の拠点として、一般用医薬品等の適正な使用に関する助言や健康に関する相談、情報提供を行う等セルフメディケーションの推進のために薬局・薬剤師の活用を促進する。」とされており、薬局の機能強化が求められている。
鳥取県では、生活習慣病による死亡が約6割を占め、その予防のため、健康づくり文化の定着を目指し、健康づくりの推進、生活習慣病の早期発見のための特定健診の受診率向上に取り組んでいるが、受診率はまだまだ低い状況である。
こうした中、身近な薬局で、迅速に、生活習慣病に関わる検査とその結果に基づく健康サポートを得られることは、医療機関受診や特定健診受診へのインセンティブとなり、早期発見・治療のチャンスが広がることが期待され、薬局の機能強化の1つの柱となり得る。