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平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:保健体育費 目:保健体育総務費
事業名:

心や性の健康問題対策事業

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教育委員会 体育保健課 健康教育室  

電話番号:0857-26-7527  E-mail:taikuhoken@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 2,958千円 10,061千円 13,019千円 1.3人 1.0人 0.0人
26年度当初予算要求額 5,431千円 10,061千円 15,492千円 1.3人 1.0人 0.0人
25年度当初予算額 3,255千円 13,505千円 16,760千円 1.7人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:5,431千円  (前年度予算額 3,255千円)  財源:単県、国庫10/10、1/3 

一般事業査定:一部計上   計上額:2,958千円

事業内容

事業趣旨

 本県では、性教育を「いのちを守り育てる教育」として位置づけ、いのちの大切さや尊さに気づかせ、児童生徒が自分を大事にできること、相手を思いやる心を育むことをねらいとし、教育活動全体を通じて実施し、「心や性の教育」という視点で本事業を展開してきた。その視点は、現在県下でも喫緊の課題とされている、いじめ・不登校の未然防止・早期対応にも資すると考える。今後は、これまで以上に、よりよい人間関係の構築や「自分のいのちを守る」「他者のいのちを大切にする」ことをさらに推進していく必要がある。

     そのため、心や性の健康問題について研修会を通して教職員の指導力向上に努めるとともに、学校への支援として、健康教育コーディネーターの学校への派遣、教育や相談をより効果的に進めるために医師や助産師等の専門家を派遣し、指導体制の充実を図る。 
(1)心や性の健康問題対策協議会(国費10/10)
                     142千円(261千円)

 鳥取県「心や性の健康問題対策事業」を円滑に行うため、協議会を設置する。

【参加者】 学識経験者、医師、 臨床心理士、警察、PTA、

     教職員、福祉保健部、教育委員会等

【開催回数】年2回

(2)教職員の指導力向上
(ア)性教育指導実践研修会(国費10/10、県費)

            320千円(597千円)

学校における性教育(心や性の教育)の充実を図るため、性教育の県外研修会に希望する教職員を派遣し、指導力向上を図る。  

【対象者】教職員(希望者)

(イ)性教育・エイズ教育研修会(国費10/10)

             182千円(189千円)

 性教育・エイズ教育に関する専門的な研修を実施し、学校の組織的かつ体系的な指導体制の充実と教職員の指導力の向上を図る。

【対象者】管理職、教職員

【開催回数】年1回

(ウ)スクールヘルスリーダー派遣事業

(国費1/3、県費2/3) 

          1,17千円(1,092千円

 

 経験の浅い養護教諭に対して、指導助言や業務補助を行うことで、円滑な保健室経営が実践でき、子どもたちが抱える現代的健康課題に対応できるようにする。   

【派遣対象】経験の浅い養護教諭が一人しか配置されていない学校 6校

【開催回数】年12回

【派遣講師】平成18年から平成25年度の間に退職した養護教諭

※(1)、(2)の(ア)(イ)は「性に関する指導普及推進事業」を活用                             (国費1,052千円
          

※(2)の(イ)は「学校、家庭、地域の連携協力事業」スクールヘルスリーダー派遣事業を活用

(国費1/3 391千円、県費2/3 781千円) 

(3)学校への支援(教育や相談を効果的に進めるための専門家派遣) (県費)

○ 県立学校への専門家派遣(県費)

       1,152千円(1,116千円)

 

○「心や性に関する専門家派遣」(県立学校のみ)

 性教育を中心とした心や性の教育は教職員が行っていくものであるが、児童生徒が抱える心や性の健康課題は、教職員の対応だけでは難しい場合があり、教職員の補完的な役割として、医師や助産師等の専門性を有した者の関与が必要である。専門家を支援者として派遣し、児童生徒への専門的立場での心に響く講話や教職員への助言を行うことで、より効果的な指導体制の充実を図る。

【専門家】医師(産婦人科医、小児科等)助産師 等

【対象者】児童生徒、保護者、教職員

【派遣回数】96回(県立学校32校×3回)

4)健康教育コーディネーターの配置 県費)

                       2,463千円(0円)

≪担当する業務内容≫

・県が取り組む「がん教育」「薬物乱用防止教育」の一層の推進と学校の実態に応じた健康課題解決に向けた「学校保健委員会」の活性化を効果的に進めるため、学校を訪問し推進を働きかける健康教育コーディネーターを配置する。

【配置予定者・人数】

・退職した学校の管理職や養護教諭

・1名

【活動内容】

○県内学校を訪問し、

・「がん教育」の推進を働きかける。

・「薬物乱用防止教育」の推進を働きかける。

・「学校保健委員会の活性化」を図る。

○「学校保健委員会の活性化」に向けた手引(会の進め方・実践事例)を関係機関と連携して作成



これまでの取組と成果

これまでの取組状況

【概要】
 1 心や性の健康問題対策協議会
   ・年2回実施

 2 教職員の指導力向上
  ○性教育・エイズ教育研修会の開催
    ・8月実施、参加者110名。内容に満足、概ね満足が99%
  ○性教育指導実践研修会の開催予定
    ・1月に開催予定
  ○スクールヘルスリーダー派遣事業(6校)
  ・経験の浅い養護教諭を支援

 3 学校への支援
  ○心や性に関する専門家派遣(県立学校)
    ・「心や性の教育」各県立学校へ派遣
      

これまでの取組に対する評価

【成果】 
○性教育の充実に向けた取り組みが各学校で充実しつつある。研修会、指導実践研修会を継続し、さらに充実を図る。
○スクールヘルスリーダー派遣により、経験の浅い養護教諭を支援ができ、多様化する児童生徒の健康問題への対応や職務の遂行に役立っている。
○専門家派遣(県立学校)により各学校の健康課題に応じた支援ができている。

工程表との関連

関連する政策内容

A健康教育の充実
B性教育の充実
C薬物乱用防止教育の充実

関連する政策目標

2:「知」「徳」「体」のバランスの取れた学校教育の推進
(3)健やかな心身の育成


財政課処理欄


 健康教育コーディネーターの配置の必要性は認められません。健康教育の推進については、指導主事及び各学校の保健体育主事と養護教諭が中心となって取り組むべきものであり、市町村教委や福祉保健部と十分に連携して、既存の研修会等を通じて取組みを進めてください。
また、心や性の健康問題対策協議会委員について、金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 3,255 1,198 0 0 0 0 0 0 2,057
要求額 5,431 874 0 0 0 0 0 10 4,547

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 2,958 864 0 0 0 0 0 0 2,094
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0