現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 教育委員会の子どもの体力向上推進プロジェクト事業
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:保健体育費 目:学校体育振興費
事業名:

子どもの体力向上推進プロジェクト事業

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教育委員会 体育保健課 体育・スポーツ担当  

電話番号:0857-26-7922  E-mail:taikuhoken@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 5,617千円 5,417千円 11,034千円 0.7人 0.0人 0.0人
26年度当初予算要求額 5,123千円 5,417千円 10,540千円 0.7人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 3,000千円 794千円 3,794千円 0.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:5,123千円  (前年度予算額 3,000千円)  財源:国費 

一般事業査定:計上   計上額:5,117千円

事業内容

1 事業概要

子どもの体力・運動能力が低下、二極化の傾にある鳥取県の課題を解決し、運動の習慣化及び体力の向上を図るため、学校や地域における支援を行うとともに、その成果を県内に普及し、学校、地域での体力向上の取組を推進する。

2 事業内容

体力向上に有効な取組モデルの開発・普及


    体力向上推進モデル実践事業 2,500千円(3,000千円)
    【財源】国費
    【内容】
      ・体力向上モデル校(学校・地域)の指定、実践
      ※H25〜26継続実施4校(地域)
      ※H26〜27新規指定3校(地域)をめざす。
       地域には補助金として1地域あたり500千円を補助
       【地域を活用した学校丸ごと子どもの体力向上推進事業
       (H25実施:国費)】
     
    児童生徒の体力向上支援事業 1,320千円(4,264千円)
    (1)体力・運動能力調査集計ソフトシステム改修・保守・管理
      【財源】国費 548千円(180千円)
      ・サーバーメンテナンス、システム改修
     (2)遊びの王様ランキングの実施
      【財源】国費 410千円(230千円)
      ・HP上の「遊びの王様ランキング」サイトの運営
      ・登録が多いチームや学校に記録証や運動用具等を贈呈
      ・システムの保守管理は外部に委託
      ・スマートフォン対応ページ作成(外部に委託)
     (3)子どもの体力向上支援委員会の開催
      【財源】国費 124千円(280千円)
      ・年3回開催
      ・県が実施する体力・運動能力調査結果の考察
      ・調査結果に基づく取組への提案等
      ・県が行う体力向上関連事業への評価・助言
     (4)体力・運動能力調査の実施
      【財源】国費 204千円(120千円)
      ・県内公立小、中、高等学校で実施(※特別支援学校は児童の実態に合わせて実施の可否を判断する)
      ・各学校の調査結果を県データとして集計、考察を行う。(子どもの体力向上支援委員会)
      ・「児童生徒の体力つくり」(調査結果報告書)の作成、配布
      ・平成26年度入学小学校1年生の体力・運動能力調査記録票配布
      ・A級認定証の贈呈
     (5)トップアスリート派遣事業
     【財源】国費 337千円(237千円)
      ・県スポーツ指導員や県内のトップアスリートを人材バンクとして登録し、希望する学校へ派遣する。
      ・派遣対象は県内小、中、高等学校、特別支援学校
      ・体育授業や体育的活動の指導、体験を伝える活動等
(6)報告書の作成・配布

  ・県が行っている取組やその成果・課題、体力・運動能力調査の結果等をまとめ、各学校や関係機関に配布する。
 (7)体力向上推進計画の作成等(各学校)
  ・県や学校の体力・運動能力の課題を踏まえ、各校が推進計画を作成、体力向上の取組を行い、体育主任会で情報交換等を行う。

体力向上のための環境づくり
 児童生徒の体力向上支援事業(再掲)
 ・体力・運動能力調査の実施(H25から悉皆調査)
 ・体力・運動能力調査集計ソフトの運用
  迅速な実態把握、情報提供
 ・トップアスリートバンクの派遣
 ・遊びの王様ランキングの活用

 学校体育充実事業(別掲Database '26年度当初一般事業(教育委員会)', View '0014スポーツ健康教育課', Document '学校体育充実事業'
 ・教員の指導力向上
  学校体育実技講習会

■県の役割

【モデル校への関わり】
 ・鳥取県子どもの体力向上支援委員会事務局
 ・県連絡協議会開催
 ・取組に対する指導助言

【各学校への関わり】
 ・モデル校での実践の普及、取組の紹介
 ・体力・運動能力調査結果の提供
 ・各学校の体力向上推進計画の作成、活用等各学校での取組推進のための働きかけ
 ・トップアスリートの派遣
 ・運動遊びウエブサイトの提供
 ・体力テストA級認定証の送付

3 背景・課題

・本県児童生徒の体力は、H24調査において小学校女子全学年をはじめ、小学校から高等学校の男女別の24学年のうち、15学年で体力合計点が前年度を下回るなど、23年度からの低下傾向が続いている。

・少子化の影響で、学校以外に外で遊ぶ機会が減少している。学校統合などにより、スクールバスで登下校する児童が増えるなど、日常の運動機会が減少している。
 今後も現状のような低下傾向が続くことが予想され、これまで以上に県の重要課題として位置づけ、学校を核として地域、家庭との連携による体力向上事業を継続して実施し、子どもの運動習慣化及び体力の向上を図ることが急務である。



これまでの取組と成果

これまでの取組状況

体力向上推進モデル校実践事業
 ・若桜町・南部町・琴の浦高等特別支援学校・県立米子養護学校をモデル地域・学校に指定して実施中。
・体力集計システムが運用開始となり、全児童生徒のデータを集計中。
・県内全公立小・中・高等学校で体力・運動能力調査を実施、特別支学学校にも実態に応じて実施していただくよう依頼。
・遊びの王様ランキングの実施
ウェブサイト上に遊びの王様ランキングサイトを開設、サイトにある運動種目にチームで挑戦、記録を登録すると自チームのランキングが表示される。前期(5月〜9月)登録数72チーム。(昨年度、前期76チーム、年間366チーム)
・報告書の作成・配布
・トップアスリートを延べ10回県内小学校に派遣(10月22日現在)
・体力向上支援委員会を開催
 調査結果の分析・検討
 体力向上のための取組の提案
・今年度より、各学校に体力向上推進計画の策定・実施を依頼。
 各学校がPDCAサイクルによる児童生徒の体力向上の取組を推進

これまでの取組に対する評価

体力向上推進モデル校実践事業は国の事業に採択されたため、多くの部分で国費に事業費の組替えが出来る予定となった。
 今年度は4地域・学校でスタートしたが、国の事業も継続される予定なので来年度は4地域の継続と新たな2年間のモデル指定を考えていきたい。
・遊びの王様ランキング
  新種目への参加等、登録が増えている。
  学校単独大会の開催等、活用の仕方も広がりを見せている。
・体力・運動能力の実施により、県内児童生徒の体力の実態を把握することができる。
・今年度からの体力集計システムの運用開始により、全児童生徒のデータを迅速に集計して実態を把握したり、各学校にデータを提供したりすることができる。
・調査結果から、前年度の合計点を下回る学年がまだ多く、50m走やボール投げ、長座体前屈で全国値より劣る学年が多い。

工程表との関連

関連する政策内容

○学校体育の充実

関連する政策目標

2:「知」「徳」「体」のバランスの取れた学校教育の推進
(3)健やかな心身の育成


財政課処理欄


 金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 3,000 1,200 0 0 0 0 0 0 1,800
要求額 5,123 5,123 0 0 0 0 0 0 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 5,117 5,117 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0