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平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:教育センター費
事業名:

明日へつなぐ心のキャンペーン事業2014〜子どもたちが取り組むいじめ対策〜

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教育委員会 いじめ・不登校総合対策センター 指導担当  

電話番号:0857-28-2322  E-mail:ijime-futoukou@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 4,751千円 4,643千円 9,394千円 0.6人 0.0人 0.0人
26年度当初予算要求額 4,751千円 4,643千円 9,394千円 0.6人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 3,000千円 794千円 3,794千円 0.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:4,751千円  (前年度予算額 3,000千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:4,751千円

事業内容

1 背景

平成25年6月21日に国会で「いじめ防止対策推進法」が成立し、9月28日に施行となった。それに合わせて国は、10月11日に「いじめ防止等のための基本的な方針」を策定した。

     平成25年7月国立教育政策研究所は、「生徒指導支援資料4
    いじめと向き合う」で、いじめの追跡調査から、一部の特定の児童生徒だけがいじめに巻き込まれているわけではなく、ほとんどの児童生徒が被害者にも加害者にもなっている実態から、「いじめはどの子どもにも起こりうる」とした。
     「どの子どもも被害者にも加害者にもなりうる」という事実をふまえ、児童生徒の尊厳が守られ、児童生徒をいじめに向かわせないための未然防止への取組を充実する必要がある。
      

2 事業概要

 未然防止の基本は、児童生徒が周囲の友人や教職員と信頼できる関係の中、安心・安全に学校生活を送り、規律正しい態度で授業や行事に主体的に参加・活躍できるような授業づくりや集団づくり、学校づくりを行っていくことである。
 そこで26年度は、25年度に実施した事業に加えて、いじめの未然防止のための児童生徒の主体的な取組を継続的に促し、児童生徒参加型の取組となるよう、内容の充実を図る。
 【子ども未来フォーラムの開催
  ・著名人の講演、シンポジウム
  ・いじめ防止啓発ポスター・標語コンクール表彰式、展示
  ・各校の取組の発表
  ・いじめ防止啓発オリジナルソングコンクール審査、表彰式
 ○いじめ防止啓発ポスター・標語の募集
  ・小・中・高校生が対象
  ・ポスター受賞作品はカレンダーにして県内学校に配布
  ・標語優秀作品は「いじめ相談窓口クリアファイル」にも活用
 ○いじめ防止啓発オリジナルソング募集
  ・高校生等を対象に、仲間、友情、命、未来というテーマでいじめ防止につながる創作ソングを募集
  ・優秀作品のCD化と県内学校に配付
 【いじめをなくす校内活動への支援】
 ○いじめ防止のためのオリジナル缶バッジ制作支援
  ・缶バッジ制作に必要なグッズを希望する学校・園に貸出
 ○明日へつなぐ心のカレンダー学校配付
  いじめ防止啓発ポスター受賞作品をカレンダーにして県内学校に配付
  

3 経費

       25年度       26年度
○いじめ問題シンポジウム
          【3,000千円】
 (外部委託による実施)
 ・内藤大助氏講演
 ・パネルディスカッション







○明日へつなぐ心のキャンペーン
 ・「ともだちのうた」CD配布
 ・缶バッジ配布
      
○啓発ポスター作成
 ・小、中高用をHPで提供
○子ども未来フォーラム
           【4,355千円】
 (外部委託による実施)
 ・著名人講演
 ・パネルディスカッション
 ≪拡充項目≫ 
 ・各校の取組発表
 ・啓発ポスター、標語、オリジナ ルソングコンクール
 ・優秀作品CD作成

 
○いじめ防止のための校内活 動支援
      【396千円】
 ・各校オリジナル缶バッジ制作 支援
 ・心のカレンダー作成、配布
  ※コンクール受賞作品を活用
      3,000千円 
      4,751千円
 

4 効果

「子ども未来フォーラム」で、作品の審査や表彰、学校での取組発表をすることを通して、学校で児童生徒が主体的に継続的にいじめの未然防止に取り組むことができる。
 また、オリジナル缶バッジの製作を通して、児童会や生徒会活動においてデザインを考える等、児童生徒の主体的な取組が活発になることが期待できる。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

 平成25年度は、県民参加、子ども主体のキャンペーンとして次のような取組を実施した。
○「明日へつなぐ心のキャンペーン」
・集団として正義を重んじ仲間を大切にする学校・学級文化の醸成を支援するために、希望する学校・園に缶バッジを配付
・「ともだちのうた」CDを希望する学校・園に配付
○「いじめ問題シンポジウム」の開催・・・8月3日(米子市文化ホール)
 いじめを生まない学校、地域づくりのために、生徒、学校の教職員、保護者あるいは地域の大人としてできることを話し合った。
 <第1部>ボクシング元世界チャンピオン内藤大助氏のトークショー
  <第2部>パネルディスカッション「いじめを生まない学校・地域づくりのためにできること
   ・シンポジウムの様子は、ラジオ、テレビで放送
     ラジオ8月24日(土) テレビ8月25日(日)
○小学生のための情報モラル啓発マンガ「とりたろうとたのしいなかまたち」の作成、HP掲載 
○「とっとりビタミン」
 子どもの心に届けたいメッセージ、エピソードなどを広く県民に募集

これまでの取組に対する評価

○「明日へつなぐキャンペーン」
・缶バッジの配布
 幼稚園・・・8園 1,163個  保育園・・・30園 2,637個
 小学校・・・14校2,595個  中学校・・・2校  420個
 特別支援学校・・・2校 239個
・「ともだちのうた」CD配付
 県内すべての幼稚園・保育園に配付
 小学校・・・10校  中学校・・・1校 
○「いじめ問題シンポジウム」の開催・・・来場者約400人
(感想)
・小学校から高齢者まで幅広い年代層、島根県からの参加もあった。
・内藤大助氏の笑いの中にも深く考えさせられる内容のトークショーになった。
・パネルディスカッションは、現役中学生・高校生、子どもたちを支援する人がパネラーとなり、具体的な経験が語られた。
・アンケートの自由記述欄にいじめに対する意見や今後の自分の言動について書かれたものがあり、関心の高さがうかがえた。
○「とっとりビタミン」
 数件の問い合わせと応募があった。現在引き続き募集中。
    

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 3,000 0 0 0 0 0 0 0 3,000
要求額 4,751 0 0 0 0 0 0 0 4,751

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 4,751 0 0 0 0 0 0 0 4,751
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0