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平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:教育費 項:社会教育費 目:博物館費
事業名:

今後の博物館のあり方検討事業

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教育委員会 博物館 総務課  

電話番号:0857-26-8042  E-mail:hakubutsukan@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 2,404千円 11,609千円 14,013千円 1.5人 0.0人 0.0人
26年度当初予算要求額 2,404千円 11,609千円 14,013千円 1.5人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:2,404千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

政策戦略査定:計上   計上額:2,404千円

事業内容

1 事業概要

博物館は開館から40年経過し、様々な課題が生じている。博物館のこれまでの活動等を検証・評価し、課題の整理を行って今後のあり方を検討する。

2 現状における主な問題点

◯ 築後40年経過に伴う建物の老朽化等

    ・建物本体の経年劣化による雨水の浸入が生じている
    ・電気・機械の諸設備が耐用年数を超過
    ・収蔵庫の温・湿度調整が脆弱

    ◯ 収蔵庫の狭隘
    【原因】資料の大幅増(S47:45千点 → H24:250千点)
    ・館内倉庫や通路部分などを転用
    ・収蔵庫保管資料も過密状態
    ・資料は今後も増加の一途

    ◯ 未整理資料の存在
    ・自然分野の資料で多くの未整理資料が存在
      (大量の寄贈資料が継続的にあったこと等による)
    ・未整理資料は植物、昆虫、岩石、貝類など多岐にわたり、整理には相当な期間が必要

    ◯ 駐車場不足の慢性化
    ・敷地内は21台(身障者用1を含む)、身近な堀端にも21台(一般者用) しかなく絶対的な不足状態
    ・周辺の公共施設駐車場(県庁、県庁北側、県民文化会館、法務局等)活用にも限界

    ◯ 多様化・高度化する県民ニーズへの対応
    ・博物館活動の成果を表現する常設展示が、固定化傾向である
    ・県民ギャラリーとしての活用の要望が多く、限られた展示室の利用に あたり博物館活動との調整を要する場面が増加

3 経過

昭和47年10月 県立博物館建設工事竣工(鉄筋コンクリート造)

平成11年 5月 県立美術館整備構想について、凍結
平成19年12月 決算審査特別委員会「県立博物館の収蔵庫及び駐車場の確保について」
平成20年12月 鳥取県の将来ビジョン策定「財政事情が許せば県民合意を得た上で美術館を建設」
平成24年11月 H23決算に係る監査意見「博物館収蔵品の収蔵場所の確保等について」
平成25年11月 決算審査特別委員会「博物館の現状及び今後のあり方」
平成25年11月 H24決算に係る監査意見「博物館のあり方について」
平成25年11月 H25.11自民党代表質問「博物館の今後のあり方」

4 事業内容

(1) 検討内容

  ■ これまでの活動の検証・評価
  ■ 問題点・将来的課題の整理

(2) 検討の進め方

 (ア)県内外の有識者で構成する検討委員会を設置し、外部評価を実施 (年4回程度)

 (イ)県民との意見交換 (3地区で開催)

 (ウ)教育委員会と知事部局で連携を図りながら検討

5 事業費積算

(単位:千円)
   区  分
金 額
内   容
報酬
428 
有識者会議委員報酬
報償費
350 
講師謝金
特別旅費
562 
講師旅費
費用弁償

(標準事務費)

1,064 
有識者会議委員旅費
2,404 

※当面利用する現博物館の保全整備に係る施設設備劣化状況診断に係る経費については別途要求 ⇒ Database '26年度当初政策戦略事業', View '0501一般事業調整', Document '博物館運営費'

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

@博物館は昭和47年の開館以来、自然、歴史・民俗、美術の3分野において、本県における貴重な資料を収集し、それらの意義や重要性について、調査研究し、様々な貴重な知見を県民に提供してきた。

A博物館では、これまで毎年増加する資料を保管するスペースとして、本来収蔵庫でない場所も収蔵スペースとして利用してきた。

Bまた、今年度から博物館が抱える様々な問題(老朽化、未整理資料の計画的整理、駐車場不足など)について、今後の博物館のあり方を館内で検討しているところであり、博物館協議会の意見も聴取しながら、館としての考え方を整理しているところである。

これまでの取組に対する評価

本県の学びの拠点として、貴重な資料の収集や保存、展示のほか、館内外での様々な講座や解説などの教育普及活動に努め、平成24年度は11万1千人の入館者があった。

平成25年度は博物館のかかえる様々な課題について、館内協議を進めるとともに博物館協議会から意見を聞くなど、今後の博物館のあり方について検討を進めた。

工程表との関連

関連する政策内容

博物館機能の充実 

関連する政策目標


財政課処理欄


 有識者会議での議論は並行して実施する劣化状況診断調査の状況を踏まえつつ、広く県民全体に周知、意見集約を図りながら単年度に拘らず十分な時間をかけて進めていくべきと考えますので、金額を精査(審議回数、委員の人数等)しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 2,404 0 0 0 0 0 0 0 2,404

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 2,404 0 0 0 0 0 0 0 2,404
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0