(5)鳥取県の芝生化推進方針
県庁内芝生化関係課による庁内芝生化PTにおいては、鳥取方式による芝生化に加えて日本芝産地の振興の観点も加味した適材適所の芝生化を目指し、県としてグリーンバードJによる芝生化も推進して行くこととしている。
【鳥取県の芝生化推進方針】
1)子ども達を健やかに育てる環境づくりを進めるため、体力向上面、また情操教育上効果の高い校(園)庭芝生化を積極的に推進する。 |
2)その際、事業者のニーズに沿った施工方法・品種選択が行えるよう、複数の支援メニューを提示する。 |
3)優れた繁殖力とクッション性を持つティフトンを主として用い、GSTの指導助言のもと協働で芝生化する鳥取方式は、児童・幼児が使う校(園)庭並びに種目別スポーツグラウンド等ハイスペックな整備を必要とする場所への適性が高く、その適性に応じた活用推進を行う。 |
4)ティフトンは、日本芝圃場への混入による深刻な産地ダメージを与える。そのため、日本芝主要産地3町(琴浦町・北栄町・大山町)内での芝生化への使用は不可とする。 |
5)グリーンバードJは、児童・幼児が使う校(園)庭への適性が高い。また、維持管理作業が楽で、景観的にも優れた県育成品種である。本県日本芝産地振興の観点からも、積極的な活用推進を行う。 |