(1)就農支援事業【8,244千円】
ア:就農計画認定委員会等開催費【504千円】(前年度378千円)
農林局で開催する就農計画の審査会及び新規就農者交流会に要する経費。
イ:就農・くらしアドバイザー設置費【7,740千円】(前年度7,140千円)
IJUターンによる新規就農者の経営開始後1年間、地域で里親的にサポートする「就農・くらしアドバイザー」を設置し、アドバイザーに対して月額3万円の指導謝金を支払う。
設置人数:41人(前年度37人)
交付対象者:アドバイザー(指導農業士、認定農業者等)
交付内容:月額3万円
負担区分:県10/10
(2)就農条件整備事業【163,857千円】(前年度105,370千円)
新規就農者の経営開始時における負担軽減のため、経営開始時に必要な機械・施設整備への助成を行う。
実施対象件数:97件(前年度87件)
事業対象者:認定就農者
事業主体:農協、市町村公社、認定就農者
負担区分:県1/3、市町村1/6
助成期間: 就農後3年以内
助成対象
農業用機械:トラクター、コンバイン、管理機など(汎用性のある車両は除く) ※軽トラック等は対象外
農業用施設:ビニールハウス、家畜舎など(家畜、果樹苗等は除く)
(3)就農応援交付金【8,441千円】(前年度7,366千円)
新規就農者の初期負担軽減を目的に、最長3年間の交付金を支給。
交付対象者数:14人(前年17人)
事業対象者:原則45歳以上の認定就農者
(ただし、45歳未満であっても国青年就農給付金の対象とならない者は、就農応援交付金の対象とする)
負担区分:県2/3、市町村1/3
助成内容
月額 | 合計 |
1年目 | 2年目 | 3年目 |
10万円 | 6.5万円 | 4万円 | 246万円 |
<H26年度からの変更点>
○就農計画の認定が県から市町村へ移行することから、事業対象者の要件に「青年就農給付金(経営開始型)と同等の要件を満たす者」を追加
(4)青年就農給付金【353,299千円】(前年度303,164千円)
研修期間中(2年以内)及び経営開始直後(最長5年間)に年間150万円の給付金を支給。
補助率:国10/10
ア 準備型【97,500千円】(前年度82,500千円)
事業対象者:就農予定時45歳未満の就農希望者
助成期間:研修期間中、2年以内
給付対象者数:65人(前年度55人)
イ 経営開始型【246,000千円】(前年度211,500千円)
事業対象者:45歳未満の独立・自営就農者
助成期間:経営開始後、最長5年間
給付対象者数:171人(前年度140人)
ウ 県推進事務費【2,523千円】(前年度2,624千円)
・事業説明会、印刷製本費、指導確認旅費 60千円
・非常勤職員の採用 2,463千円
エ 市町村等活動費【7,276千円】(前年度6,540千円)
事業実施の指導・確認、事業推進委員会等
<H26年度からの変更点>
○準備型の対象となる研修機関に先進農家等を追加
○親元就農に係る要件緩和
準備型:返還要件の緩和により、研修終了後に親元就農する場合でも返還不要
経営開始型:農地要件の緩和により、親族から農地を借りる場合でも対象
(5)就農支援資金償還免除事業【3,049千円】(前年度4,630千円)
平成21年度までに就農支援資金を借り受け、就農した者に対し、就農支援資金償還金の一部の猶予・免除を行う。
事業主体:(公財)鳥取県農業農村担い手育成機構
事業対象者:猶予対象者:24名、免除対象者:33名
減免率
負担区分:県10/10
<新規>
(6)親元就農促進支援事業【48,000千円】(前年度0円)
農家後継者が親の経営に従事(親元就農)する際に、親が子に対して行う研修経費を助成する。
事業対象者:将来、子に経営を継承する予定の認定農業者等
事業対象者数:40人
助成期間:親元就農後2年間
助成内容:10万円/月(2年間で240万円)
(市町村の嵩上げは任意)