現在の位置： 予算編成過程の公開 の 平成２６年度予算 の 農林水産部の鳥取柿ぶどう等生産振興事業（柿ぶどう等生産拡大事業）
平成２６年度
当初予算　一般事業（公共事業以外）　　一般事業要求 　　　　　支出科目　 款：農林水産業費　項：農業費　目：農作物対策費
事業名：

鳥取柿ぶどう等生産振興事業（柿ぶどう等生産拡大事業）

もどる  もどる
（この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください）

農林水産部　生産振興課　果樹担当　　

電話番号：0857-26-7417  E-mail：seisanshinkou@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)		 正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 3,886千円 6,191千円 10,077千円 0.8人 0.0人 0.0人
26年度当初予算要求額 3,886千円 6,191千円 10,077千円 0.8人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 18,618千円 7,944千円 26,562千円 1.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額：3,886千円 　（前年度予算額 18,618千円）　　財源：単県　

一般事業査定：計上　　　計上額:3,886千円

事業内容

１　事業内容

　柿、ぶどう等の果樹産地の再興を図るため、柿の優良系統「西条No.2」やぶどう優良品種「シャインマスカット」等、産地で定めた振興品種への更新を推進する。また、果樹園を産地で守り次の生産者へ継承していく「やらいや果樹園」整備の取り組みを支援する。

    　※鳥取オリジナル柿新品種「輝太郎」は、柿『輝太郎』特別対策事業で実施

    ア　植栽
    事業主体農協、生産組織、産地計画の担い手
    事業内容果樹経営支援対策事業（国事業）で改植を実施する場合に県費の上乗せ支援
    国事業の対象とならない新植等には単県支援
    補助率国１／２＋県１／６，　県１／３〜１／２
    　
    イ　奨励金の交付
    事業主体市町村
    事業内容優良品目・品種の導入を促進するため、育成経費相当の奨励金を交付する市町村に対する補助
    補助率県１／２＋市町村１／２

    ウ　生産基盤整備
    事業主体農協、生産組織、産地計画の担い手
    事業内容果樹園の整備、管理に必要となる果樹棚やぶどうハウスの整備、防除用機械の導入等に係る経費を補助
    補助率県１／３〜２／３

    ※ア〜ウについて、『次世代鳥取梨ブランド創出事業』と同じメニュー、同じ補助率とする。

    ■■やらいや果樹園とは■■
    　果樹産地の維持・発展、新規就農者等を確保するため、生産者が栽培を継続できなくなった時には、次の生産者へ継承する果樹園。
    ・生産者は、果樹園を継承（流動化）する取り決めを生産組織と交わした上で果樹園を整備し、果樹栽培
    ・生産組織は、産地で継承していく果樹園として登録
    ・登録にあたって市町村、農協、県他で構成する審査委員会に諮ることとし、登録後もこれら関係機関が就農者の確保、流動化の取り組みを支援
    　　　　　　　　　　　　↓
    ◎果樹園を「個人で管理するもの」から「産地として守っていくもの」へ
    ◎新規就農者等が就農当初から収入を上げられる仕組みづくり

２　事業費・要求額

ア　植栽

　　・事業量：９０ａ
　　・事業費：１，０７０千円（県１／２，１／３）
　　・要求額：４６３千円　
イ　奨励金の交付
　　・事業量：９０ａ
　　・事業費：８４６千円（県１／２）
　　・要求額：４２３千円
ウ　生産基盤整備
　　・事業量：３０ａ
　　・事業費：９，０００千円（県１／３）
　　・要求額：３，０００千円

３　事業実施期間

平成２４年度から２７年度まで

　　※果樹経営支援対策事業（国事業）は平成２６年度まで

４　背景等

（１）事業の必要性
　果樹面積が年々減る中、新品種が産地復興のカギとなっており、梨では県オリジナル新品種と二十世紀梨他の組み合わせ、柿では県育成品種「輝太郎」と「西条」、「富有」等の組み合わせ、ぶどうでは優良品種「シャインマスカット」と「巨峰」、「ピオーネ」等を組み合わせた旬の美味しい果物を供給する仕組みづくりを目指している。
　果樹では、果実が実り収入が上がるようになるまでに年数が必要なことから新規参入が難しく、産地を守っていくためには、就農当初から収入がある果樹園を準備しておくことが重要。

　【本県果樹のピーク時と現状面積】
年度
ピーク時
現状
梨
柿
ぶどう
昭和５８年：3,700ｈａ
昭和４２年： 939ｈａ
昭和３８年： 250ｈａ		平成２４年： 976ｈａ
平成２４年： 317ｈａ
平成２４年： 78ｈａ

（２）果樹復権の方向性
　かつての果樹王国鳥取は「量」がブランドであったが、消費者嗜好の変化に応じ、今後は美味しさを追求した果樹のシリーズ化による「質」でブランド化を図る。　
　（近年の消費者嗜好：様々な美味しい果物を少しずつ求める）



これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○H23年６月補正で、梨新品種を産地で守り継承していく「やらいや果樹園」整備の支援を打ち出し、同様の取組みを本県特産の果樹でも広く取り組めるようH24年から本事業で予算化し、支援体制を整えた。

○国においては、優良品目・品種への改植を支援する「果樹経営支援対策事業」があり、H23年度から改植に伴う収入減を補う果樹未収益期間支援事業が創設されたが、全面改植しか対象とならず、ハードルが高い。

○各農協においては、国事業も実施出来るよう、果樹産地構造改革計画書を作成又は作成中。

これまでの取組に対する評価

○産地で振興品種と位置づけた梨優良品種の「王秋」や柿新品種の「輝太郎」について、「やらいや果樹園」の取り組みがあり、導入が進んだ。
　H24年度　梨「王秋」（大山果実部）
　H25年度　梨「王秋」（大山果実部）、柿「輝太郎」（郡家柿生産部）

○「やらいや果樹園」制度に取り組む生産部が徐々に増え、これまで難航していた果樹園の流動化に動きが出てきた。
　H23年度　大山果実部
　H24年度　郡家果実部、倉吉梨生産部
　H25年度　大栄果実部

財政課処理欄


　やらいや果樹園で取り組む場合は、県１／２、市町村１／６（義務）とします。

要求額の財源内訳(単位：千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 18,618 0 0 0 0 0 0 0 18,618
要求額 3,886 0 0 0 0 0 0 0 3,886

財政課使用欄(単位：千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 3,886 0 0 0 0 0 0 0 3,886
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0

▲ページ上部に戻る
個人情報保護 | リンク | 著作権 | アクセシビリティ