これまでの取組と成果
これまでの取組状況
個々のひとり親家庭等の状況、職業適性、就業経験等に応じ、就業相談の実施、就業に必要な知識や技能の習得を図るための就業支援講習、ハローワーク等職業紹介機関等と連携した就業情報の提供を行うとともに、弁護士等の専門家による相談会を実施し、就業支援にあわせて相談体制の整備に取り組んでいる。(H16.6〜)
(1)無料職業紹介状況(各福祉保健局計)
H20年度 求人数106人 求職者78人 就職者31人
H21年度 求人数 77人 求職者49人 就職者14人
H22年度 求人数 73人 求職者39人 就職者25人
H23年度 求人数 9人 求職者 8人 就職者 4人
H24年度 求人数 3人 求職者11人 就職者 1人
※求職者は、新規求職申込者数。
(2)就業支援講習会の受講状況(県連合母子会委託事業)
パソコン講座(初級、中級)を東・中・西部地区で各1回実施
H20年度受講者 90人(うち修了者63人)
H21年度受講者 69人(うち修了者43人)
H22年度受講者 64人(うち修了者41人)
H23年度受講者 44人(うち修了者35人)
H24年度受講者 37人(うち修了者31人)
これまでの取組に対する評価
(1)各福祉保健局における無料職業紹介の実施
ひとり親家庭の方が生活問題、養育費及び貸付等の相談で福祉保健局に来所した際に、同じ窓口で職業紹介も受けられ、必要に応じ、就業支援講習会の受講案内や他制度の紹介を行うなどの支援も可能であり、総合的な支援を行うことができている。
(2)就業支援講習会の実施
今や就職には欠かせない能力となっているパソコンの技術習得のための講習会を実施している。
現在初級・中級コース(各全20回。1回2時間)を開催しており、初級講座では、基本的な技能を身につけることが可能であり、必要な者は中級コースも受講可能としている。(中級講座のみの受講も可)。
また、講習会場での託児サービスをあわせて実施することで、受講しやすい環境づくりも行っている。受講者の概ね7割の方が修了している。