看護職員の家族に、看護の職場や仕事に対する理解を深めてもらえるような職場体験事業を開催し、もって、看護職員の仕事と家事・育児の両立を促進し、離職防止を図る。
<家族の職場体験内容>
○施設長からの家族への謝辞、看護師への期待の言葉
○看護師による体験談
○看護現場の巡回、体験
○意見交換会
○この10年で約1,600人看護職員が増加しているものの、H18年度診療報酬改定による「7対1看護配置基準」の創設が、病院間の看護職員獲得競争を引き起こし看護職員不足を加速させた。また、産育休者の代替確保、夜勤体制の強化、病院の機能強化等により、需要に供給が追い付かず不足が続いている。
○第7次看護職員需給見通しでは、H27年の看護職員の不足数を238人と推計しているが、高齢化に伴う医療ニーズの増大等を踏まえると今後も不足傾向は続く見込み。
○本県の看護職員の雇用情勢は有効求人倍率が非常に高く、看護職員の確保が依然として厳しい状態である。
○以上のような状況であるため、看護職員の無料職業紹介事業や再就業支援事業等のナースセンター事業を継続実施していく必要がある。