事業名:
健口食育プロジェクト事業 〜目指そう!噛ミング30(カミングサンマル)〜
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福祉保健部 健康政策課 健康づくり文化創造担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
26年度当初予算額 |
1,936千円 |
10,061千円 |
11,997千円 |
1.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
26年度当初予算要求額 |
2,317千円 |
10,061千円 |
12,378千円 |
1.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
25年度当初予算額 |
2,433千円 |
10,327千円 |
12,760千円 |
1.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:2,317千円 (前年度予算額 2,433千円) 財源:国1/2
一般事業査定:計上 計上額:1,936千円
事業内容
1 事業概要
食べる喜び、話す楽しみ等のQOL(生活の質)の向上を図るため、歯と口の健康づくりに取り組み、口腔機能向上の普及啓発及びそれに関わる人材育成を行う。
噛ミング30とは、「ひとくち30回以上よく噛んで食べようという運動」のこと。
- 平成21年に厚生労働省が提唱
- 食育を推進する中、食べることの基本となる機能(摂食・嚥下機能)を乳幼児期から育む体制づくりを推進する。
- 歯科口腔保健の推進に関する法律(平成23年8月)が制定され、国民の歯科疾患予防及び『生活の質の向上に向けた口腔機能の維持・向上』等が基本方針に明記。
【実施主体】 東部福祉保健事務所、各総合事務所福祉保健局
一部委託(県歯科医師会)
【財 源】 県費、国庫(定額:医療提供体制補助金)
2 積算根拠
(単位:千円)
項 目 | 内訳 |
(1)相談先の体制整備(委託) | 909
(648) |
(2)連絡会、事務費等 | 128
(415) |
(3)健口キッズ支援コース
・印刷製本費 600→ 450千円
(「かみかみレシピ集」冊子)
・医薬材料費 180→240千円 |
1,280
(1,370) |
合 計 | 2,317 (2,433) |
3 事業期間
平成22年度〜平成26年度(3年から5年へ見直し)
4 背景・目的
平成元年に「8020運動」が提唱されて以来、う蝕や歯周病等の歯科疾患の改善に重点が置かれ、県民の歯・口の健康状態は向上してきた。
◆2大歯科疾患は改善傾向にあるものの、食を通してより健やかな生活を目指す「食育」の土台となる「食べ方」支援と歯科保健の連携は充分でない。⇒咬合・口腔組織の異常等への対策が新たに必要。《「口腔機能向上」の推進》
◆食を通して健康寿命を延伸するためには、その基盤となる小児期から高齢期に至るまで食べる器官である口腔の健康と関連させて健康づくりを推進する必要がある。
◆最近の国の動き
- 平成17年 食育基本法施行
- 平成19年 歯科4団体による食育推進宣言
- 平成21年 噛ミング30(カミングサンマル)を厚生労働省が提唱
- 平成23年 歯科口腔保健の推進に関する法律を制定
- 平成24年 歯科口腔保健の推進に関する基本的事項を制定 (歯科疾患の予防、口腔機能の維持・向上等の推進)
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【平成22年度】
・関係機関とのネットワークづくり
・アンケート様式(子どもの口腔機能評価項目)の作成
・冊子(食べる力を育むために〜お口を使った遊びのメニュー〜)の 作成・配布
・健口キッズコース モデル園 14園、参加園児数: 252名
・健口的メタボ予防研修会 受講者数: 191名
・ヒヤリ・ハット予防研修会 受講者数: 110名
【平成23年度】
・検討会の開催
・お口を使った遊びのメニューの普及
・健口キッズコース モデル園 19園、参加園児数: 331名
・健口的メタボ予防研修会 受講者数: 112名
・ヒヤリ・ハット予防研修会 受講者数: 172名
・子どもの口腔機能向上協力医の認定:44名
・健康教育用媒体(パワーポイント)の作成
【平成24年度】
・検討会の開催
・口腔機能向上に関する知識の普及
・お口を使った遊びのメニューの普及(取組事例集を作成)
・健口キッズコース モデル園 16園、参加園児数: 304名
・子どもの口腔機能向上協力医の認定:22名
【平成25年度】
・検討会の開催
・口腔機能向上に関する知識の普及
・お口を使った遊びのメニューの普及(取組事例集の活用)
・健口キッズコース モデル園 10園、参加園児数: 202名見込み
・かみかみレシピ集の作成(県栄養士会、食生活改善推進協議会と連携)
・子どもの口腔機能向上協力医の認定:1月開催予定
これまでの取組に対する評価
8020運動の推進のために、2大歯科疾患予防対策に取組んできた結果、子どものむし歯は改善傾向にあり、進行した歯周炎罹患者の割合も減少傾向にある。
【3歳児のむし歯罹患児率】
64.8% (H1) → 17.2% (H23)
【3歳児一人あたりむし歯数】
3.60本 (H1,全国33位) → 0.67本 (H22,全国8位)
【歯周炎罹患者率】
40歳代 31.2% (H12) → 26.9% (H22)
50歳代 46.5% (H12) → 40.0% (H22)
◆歯科疾患は改善されたものの、食を通してより健やかな生活を目指す「食育」の土台となる「食べ方」支援と歯科保健の連携は充分でない。⇒ 咬合・口腔組織の異常等への対策が必要。《「口腔機能向上」の推進》
【3歳児の咬合の異常】 9.7% (H21) → 11.2%(H22)
【3歳児の軟組織その他の異常】 21.5% (H21)→21.8%(H22)
◆食を通して健康寿命を延伸するためには、その基盤となる小児期から高齢期に至るまで食べる器官である口腔の健康と関連させて健康づくりを推進する必要がある。
⇒ 従来のむし歯予防や歯周病対策に加え、今後の歯科保健対策にかみ合わせや咀嚼力等の口腔機能向上の視点が必要。
工程表との関連
関連する政策内容
日々の健康づくりが当たり前に取組まれる「健康づくり文化」の創造
関連する政策目標
いきいきと健康な人生を送るため、食習慣の改善や運動習慣の定着、歯・口の健康維持など、生活習慣病の改善対策を進め、特定健診受診率・歯科検診受診率の向上や生活習慣病死亡者数の抑制を図ります。
財政課処理欄
ネットワーク会議については課題や目的等を再整理した上で、必要があれば附属機関に位置づけて実施してください。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
2,433 |
1,214 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,219 |
要求額 |
2,317 |
1,156 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,161 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
1,936 |
967 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
969 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |