これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成24年3月に「とっとり若者自立応援プラン」を策定し、平成24年度(6月補正)から、同プランに基づく当課の取り組みとして、(1)若者自立応援ネットワーク会議開催 (2)相談窓口紹介パンフレット作成 (3)フォーラム開催 (4)相談窓口充実研修実施 (5)県ホームページからの情報発信 を行った。
(1)ネットワーク会議は、「ひきこもり」「不登校」「非行防止」等の分野をまたいで、幅広く、困難を抱える若者及びその家族の支援に関する機関(民間・国・県)の連携を図ることを目的としており、参加機関も増えつつある。
(2)パンフレットは、平成24年度にニート編、ひきこもり編の2種、平成25年度に不登校編、高校中退編、非行・問題行動編の3種を作成(25年度分は作成中)。医療機関やコンビニエンスストアなど、広く県民の方に手にとっていただけるように配布した(25年度分も配布予定)。
(3)フォーラムは、県外からの講師による一般的な理解を深めてもらうための講演と、県内の相談・支援機関による支援活動の紹介とで構成。
当事者家族や支援者等に参加いただいた。24年度は115名参加。
(4)研修については、平成24年度は、各相談機関に共通する「発達障がい」をテーマにした講演に、市町村や民生委員の方々も含めて参加していただいた。
平成25年度は、鳥取市内の相談機関5箇所の視察研修を実施し、関係機関の希望者に参加いただいた。
(5)ホームページには、青少年に関する県の施策、イベント情報や助成金情報、相談機関の情報などをまとめて掲載している。
これまでの取組に対する評価
これまでの取組は、若者自立応援プランの2本柱のうち「困難な状況からの自立」に関する部分に偏っていた。
そこで、もうひとつの柱である「青少年の巣立ちを応援」に関する部分として、若い人たちがイキイキと暮らすために、何を考え、何を望んでいるのか、生の声を集めて施策検討に活用するとともに、平成27年度に向けてのとっとり若者自立応援プランの見直しにも反映させるため、新規事業として 若者を対象とした出前講座(意見交換)の実施 について要求する。