診療援助体制を変更した理由
(1)現在の診療療援助体制
診療日は木曜日のみ。午前午後枠で4人の歯科医が隔週で診療
援助医師名 | 現行体制 |
A歯科医 (H21年5月から援助) | 月2回(木:午後) |
B歯科医 (H21年4月から援助) | 月2回(木:午後) |
C歯科医 (H21年4月から援助) | 月2回(木:午前) |
D歯科医 (H22年4月から援助) | 月2回(木:午前) |
(2)変更になった経緯
■2人の歯科医の意向
援助医師4名による意見交換会(H25.12.20)が開催。4人の歯科医のうち2人が自営の診療が多忙になり、センター診療回数を減らしたいとの意向が急遽示された。
■A医師からの要望
A医師から、センター診療回数が減った分は、水曜日午後にA医師自身がカバーすると申し出あった。
加えてA医師から次の意見、要望があった。
(意見)
○現在、なるべく多くの患者を診るため、診療時間を30分のきざみで1日10人としているが、リハビリテーションの時間がとれず、患児の障がいの特性を配慮して治療を行うには短かすぎる。
また、歯科衛生士との打ち合せも満足にできていない時間的に余裕のない診療は、医療ミスにもつながる。
○中心となる医師がおらず、4人の歯科医が均等に診療しているため、また、時間的にセンター内の他職種の意見を聞けないため、患児の中長期的な治療プランが立てにくい。 |
(要望)
現在の診療体制を種々の不都合を解消するため、A歯科医が中心になって行う。そのためには、水曜日午後を毎週診療が必要。 |
■センター側の要望との一致
A医師の要望は、27年度に向け、現在の診療体制を障がいの特性の配慮した診療体制に転換していく予定のセンターの方針と合致した。