現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 福祉保健部の総合療育センター費
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:民生費 項:児童福祉費 目:児童福祉施設費
事業名:

総合療育センター費

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福祉保健部 総合療育センター 事務部  

電話番号:0859-38-2155  E-mail:sogoryoikucenter@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額(最終) 325,151千円 770,031千円 1,095,182千円 99.5人
26年度当初予算額 0千円 767,390千円 767,390千円 96.6人 11.7人 2.0人

事業費

要求額:2,944千円    財源:使用料ほか   追加:2,944千円

一般事業査定:計上   計上額:2,944千円

事業内容

調整要求理由

診療援助歯科医師への報償費の増額

    診療援助体制の変更に伴う診療援助歯科医師への報償費の増額分を調整要求するものである。
    (このほか、標準事務費(その他需用費)の増額を調整要求するものである。)

要求内容

診療援助体制を変更した理由

(1)現在の診療療援助体制
診療日は木曜日のみ。午前午後枠で4人の歯科医が隔週で診療
援助医師名
現行体制
A歯科医 (H21年5月から援助)
月2回(木:午後)
B歯科医 (H21年4月から援助)
月2回(木:午後)
C歯科医 (H21年4月から援助)
月2回(木:午前)
D歯科医 (H22年4月から援助)
月2回(木:午前)


(2)変更になった経緯
■2人の歯科医の意向
援助医師4名による意見交換会(H25.12.20)が開催。4人の歯科医のうち2人が自営の診療が多忙になり、センター診療回数を減らしたいとの意向が急遽示された。

■A医師からの要望
A医師から、センター診療回数が減った分は、水曜日午後にA医師自身がカバーすると申し出あった。
加えてA医師から次の意見、要望があった。
(意見)
○現在、なるべく多くの患者を診るため、診療時間を30分のきざみで1日10人としているが、リハビリテーションの時間がとれず、患児の障がいの特性を配慮して治療を行うには短かすぎる。
また、歯科衛生士との打ち合せも満足にできていない時間的に余裕のない診療は、医療ミスにもつながる。
○中心となる医師がおらず、4人の歯科医が均等に診療しているため、また、時間的にセンター内の他職種の意見を聞けないため、患児の中長期的な治療プランが立てにくい。
(要望)
現在の診療体制を種々の不都合を解消するため、A歯科医が中心になって行う。そのためには、水曜日午後を毎週診療が必要。

■センター側の要望との一致
A医師の要望は、27年度に向け、現在の診療体制を障がいの特性の配慮した診療体制に転換していく予定のセンターの方針と合致した。

(3)26年度診療体制
援助医師名
水曜日(午後)
木曜日
A歯科医師
※毎週新設
月2回(午後) 変更なし
B歯科医師
月2回(午後) 変更なし
C歯科医師
月2回(午前)→月1回(午前)
※回数減
D歯科医師
月2回(午前)→月1回(午前)※回数減
(変更点)
○木曜日の歯科医2人の診療回数の減に伴うカバーはA医師が水曜午後に行う。
○1人1人の障がい児の特性や症状を考慮した診療時間を設定する。
○上記により、木曜日の診療件数は相対的に減るが、水曜日午後を毎週診療(A医師担当)とすることで対応する。

(4)期待される効果
医師の出勤件数が増える(=支出が増える)一方、診療件数が増えることはないため診療報酬は増えないが(=収入は大きな増減なし)、今後、(これまで十分にできていなかった)1人1人の障がい児の特性に配慮した治療を進めるための必要な変更事項である。
変更点
メリット
診療日を増やす利用者は予約を取りやすくなる。
障がいの特性にあわせた診療時間を設定する○こだわりが強く、治療に対する理解ができないため、時間切れで治療が十分できなかった患児に対しても施術できる。
○治療内容にあわせて、予約時間を調整しやすくなる。急患の対応も可能となる。
○歯科衛生士との綿密な連携が生まれる。(=医療ミスの可能性も減る。)
保護者への説明時間も確保され、より細やかな対応ができる。
A医師が中心医師となる○センター内の医科、リハビリ科、栄養士との連携も生まれ、診療方針が明確になり、患児に対し、個別の長期的な治療計画が立てられる。

積算根拠

区分
要求額
説明
既要求額4,180千円25年度同様の診療体制
今回追加
要求額
  944千円△1,033千円木曜日の診療回数の26回分の減額(C医師、D医師の診療回数の減)
 1,975千円水曜日の診療回数50回分の増額(A医師の診療回数の増)
要求額計5,124千円

工程表との関連

関連する政策内容

○医師他の専門職の充実と能力向上に努め、相談・指導・訓練・手術等、多様な障がいへの取り組みを行う。
○障がい児が安心して地域生活に移行できるよう、関係機関と連携して支援を行う。
○通園事業・短期入所の利用、家族及び関係機関への支援を、地域の各機関と連携して取り組む。

関連する政策目標

○親子入所を積極的に展開する。
○通園事業活用による障がい児への発達支援を行う。
○NICU長期入院児を受け入れ、在宅支援に向けての保育支援を行う。
○患者が希望する障がい児の手術を院内実施する。
○遠隔診療システムにより、緊急時支援・地域生活のサポートを行う。
○在宅生活中の重症心身がい児(者)の短期入所を希望に添って受け入れる。
○生活介護事業活用により、利用者や家族の生活の充実を図る。
○発達障がい児や保護者等の支援による地域での療育の促進を図る。
○療育の担い手となる医師・看護師・リハビリテーションスタッフ・その他専門職の育成を図る。
○積極的な地域交流を図る。
○病院総合情報システム(電子カルテ)を導入し医療IT化の向上を図る。
○施設改修を実施し利用者の利便性の向上、就業者の職場環境の充実を確保する。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 322,207 1,522 315,283 0 357 0 0 3,521 1,524
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 2,944 0 2,944 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 2,944 0 2,944 0 0 0 0 0 0
要求総額 325,151 1,522 318,227 0 357 0 0 3,521 1,524

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 2,944 0 2,944 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0