1 補正理由
資格を取得するための受講料を補助する事業については、資格取得後に対象施設で1年間勤務するという補助要件があるため、今年度執行が見込めない。そのため、その事業に関する部分の予算については、減額補正を行う。
なお、当初予算要求時は、国から要綱等の詳細が示されていなかった。
2 事業概要
安心こども基金を活用し、次のとおり事業を実施
(1)保育士資格取得特例
ア 保育教諭確保のための保育士資格取得支援事業
・平成27年度から施行される予定の子ども・子育て支援新制度において、幼保連携型認定こども園で勤務する職員は、保育士資格と幼稚園教諭免許状を併有する保育教諭である必要があることから、保育教諭を確保するため、幼稚園教諭免許状保有者が保育士資格を取得するための受講料や、受講に伴い必要となる代替職員経費を助成することにより、保育士資格の取得促進を図る。
(2)保育士の資格取得と継続雇用の支援
イ 幼稚園教諭免許状を有する者の保育士資格取得支援事業
・幼稚園免許状所有者の保育士資格取得を支援し、保育士不足を解消するため、資格取得のための受講料の一部を助成する。
ウ 保育所等保育士資格取得支援事業
・保育所等に勤務する保育士資格を有していない者の保育士資格取得を支援し、保育士不足を解消するため、資格取得のための受講料の一部を助成する。
(3)幼稚園教諭免許状取得特例
エ 保育教諭確保のための幼稚園教諭免許状取得支援
・アと同様の理由から、保育教諭を確保するため、保育士資格保有者が幼稚園教諭免許状を取得するための受講料や、受講に伴い必要となる代替職員経費を助成することにより、幼稚園教諭免許状の取得促進を図る。
(4)補助要件
資格取得後、幼保連携型認定こども園等の対象施設に勤務を開始した日を起算として、1年間以上勤務すること。
3 補正要求額
(単位:千円)
現計
予算額 | 補正
予算額 | 計 | 財源内訳 |
国費 | その他 | 県費 |
15,822 | △15,300 | 522 | | △7,650 | △7,650 |