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平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:健康県づくり推進費
事業名:

ウォーキング立県とっとり事業

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福祉保健部 健康政策課 健康づくり文化創造担当  

電話番号:0857-26-7202  E-mail:kenkouseisaku@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 6,315千円 5,417千円 11,732千円 0.7人 0.0人 0.0人
26年度当初予算要求額 7,945千円 5,417千円 13,362千円 0.7人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 6,199千円 3,178千円 9,377千円 0.4人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:7,945千円  (前年度予算額 6,199千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:6,315千円

事業内容

1 目的

健康・長寿の鳥取県を目指すため、一次予防としての運動習慣を定着させることが必要であり、誰でも手軽に取り組めるウォーキングを普及させ、県民が日常的にウォーキングに取り組む「ウォーキング立県」を目指した各種事業を展開する。

2 背景

健康づくり文化創造プランで定める県民の1日の歩数の目標値(平成24年終期)は、成人男性で8,000歩以上、成人女性で7,000歩以上。しかしながら、平成22年度時点で、成人男性で6,627歩、 成人女性で5,473歩と平成17年度時点と比べ増加しているものの、目標値に届いていない。
    • 平成24年1月に厚生労働省が公表した国民健康栄養調査のデータでは、男性は、全国平均7,225歩に対して、鳥取県5,634歩で最下位。女性は、全国平均6,287歩に対して、5,285歩と45位で、どちらも全国最低レベル。
    • 県民の生活習慣病予防として、県民の運動習慣の定着を高めていく必要があるため、平成21年度から「ウォーキング立県」を掲げ取り組んでおり、平成25年度からの次期プランでも、一次予防としてのウォーキングを引き続き推進していくこととしている。

3 ケータイで健康づくりウォーキング推進事業【継続】

→ 日常生活でのウォーキングの推進 (1)ケータイで健康づくりウォーキングシステム「とりっぽ(歩)」の運用
予算要求額 2,030千円(委託料)(400千円)
    (ア)委託先
       「ウォーキング立県19のまちを歩こう事業」実行委員会
    (イ)委託内容
      • 一定距離に達した者等への記念品(バッジ)等の付与
      • 県内にある魅力的なウォーキングコースやウォーキング大会のコース登録
      • 「とりっぽ(歩)会員限定ウォーキング大会2014(仮称)」の開催
      • 認定大会での「とりっぽ(歩)」利用の推進 
      • 利用者に対するよりよいサービス提供のための事務(質問対応、マイコース代行入力等) など
    (ウ)平成26年度の取組
      • 県民に日々継続して歩いていただくため、とりっぽ(歩)を利用し継続して歩くことが目標となるよう、一定の距離以上を歩いた方限定の「とりっぽ(歩)会員限定ウォーキング大会(仮称)」を開催する。
      • 継続利用者を増やすため、平成25年度に試験的に実施した毎月10km以上歩いた人の中から抽選で6名の方に景品が当たる取組により、昨年度の継続利用者を上回る状況が続いており、平成26年度は予算化を行い、引き続き実施。
      • 継続利用者を増やすため、とりっぽ(歩)を日常的に利用するためには必須となるマイコースを地図上に描いて郵送してもらえば、代行で入力するマイコース代行入力の取組を新たに実施。

     (2)ケータイで健康づくりウォーキングシステム「とりっぽ(歩)」の保守管理
予算要求額 1,925千円(委託料)(1,872千円)
      (ア)委託先
        システム開発業者
      (イ)委託内容
      • ホスティングサービス
      • 全体システムの障害対応 等

4 ウォーキング立県19のまちを歩こう事業【継続】

→ ウォーキングに取り組むきっかけづくり
予算要求額 2,240千円(委託料)(2,177千円)
    (1)委託先
       「ウォーキング立県19のまちを歩こう事業」実行委員会
    (2)委託内容
      • 対象となるウォーキング大会の認定
      • 認定大会に参加し3ポイント又は5ポイント集めた者への認定証及び当選者への県産品の贈呈業務
      • 実行委員会の開催 など
    (3)平成25年度の取組
      • 事業開始となる平成22年度と比べ、事業がかなり認知されており、参加者も増えている状況。来年度も引き続き実施し、県民のウォーキング習慣の定着に着実に努めていく。
      • 事業周知用のポスターは、平成24年度にデザインを一新し継続して使用していたが、同じデザインのままだと配布する機会も減ってしまうため、来年度は新たに更新を行うものとする。
      • 認定大会会場でスタンプやシールの配付場所が分かりにくいとの声があるため、(ミニ)のぼりの作成を行い、会場で設置を行っていくものとする。

5 ウォーキング立県推進事業補助金【継続】

→  ウォーキング大会の更なる増加(環境整備)
予算要求額 1,750円(補助金)(1,750千円)
    (1)概要
       ウォーキング大会を積極的に開催する団体等に開催経費等について助成する。
    (2)対象事業
      • 県内で新規に開催されるウォーキング大会
        補助率1/2(上限250千円)、対象:5団体程度
      • 通年の大会にノルディックウォーキング部門を加えて拡充して実施する大会
        補助率1/2(上限100千円)、対象:5団体程度

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

平成21年度から「ウォーキング立県」を目指した様々な施策を下記のとおり展開している。

●ウォーキングに関心を持ってもらうための情報発信
 H21年度 「ウォーキングフォーラム」支援事業
  → 発信力のあるフォーラムに補助
 H22年度 「みんなで歩こう鳥取路」事業
  → 発信力のあるイベントに補助
 H23年度 「19の道」発信事業
  → 各市町村に代表するコースの選定を依頼
 H24年度
  → 各市町村を代表するウォーキングコースマップを作成
 H25年度
  → これまで作成した媒体を使用し情報発信  

●ウォーキングしやすい環境づくり
 H21年度 げんきウォーキング支援事業
  → ウォーキングの普及に取り組む団体に補助
 H22年度 ウォーキング立県推進事業
  → ウォーキング大会を実施する団体に市町村経由で補助
 H23年度 ウォーキング立県推進事業
  → 新規に及び拡充してウォーキング大会を実施する団体に補助
 H24年度 ウォーキング立県推進事業
  → 新規に及び拡充(ノルディック部門を新設)してウォーキング大会
    を実施する団体に補助
 H25年度 ウォーキング立県推進事業
  → 引き続き助成制度を実施

●日常生活でのウォーキングの推進
 H22年度 韓国原州市の先進的な取組の研究・検討
 H23年度 ケータイで健康づくりウォーキングシステムの開発
 H24年度 ケータイで健康づくりウォーキングシステムの運用開始
 H25年度 ケータイで健康づくりウォーキングシステムの継続利用をし
        てもらうため、毎月10km以上歩いた方の中から抽選で6
        名の方に景品が当たる取組を試験的に実施。

●ウォーキングに取り組むきっかけづくり
 H22年度 19のまちを歩こう事業
  → 県が認めるウォーキング大会に参加し5ポイント集めた者に認定    証を進呈するとともに、抽選で県産品を贈呈
 H23年度 19のまちを歩こう事業
  → 3ポイント集めた者や、19のまち完歩者にも景品等を贈呈する     区分を新設
 H24年度 19のまちを歩こう事業
  → 子育て応援パスポートの提示があった者には、鬼太郎やコナン
    のバッジをプレゼント(まんがサミットと連携)する取組も実施
 H25年度 19のまちを歩こう事業
  → 引き続き事業を実施

これまでの取組に対する評価

●ウォーキングに関心を持ってもらうための情報発信
・補助を行った発進力のあるイベントが、マスコミ等で大きく取り上げられ、県民にウォーキングへの関心を持ってもらうよいきっかけとなった。
・また、市町村に代表するコースの選定を依頼し、19の道をまとめたウォーキングマップを作成。
・以後、これまで作成した媒体を使用し情報発信している。

●ウォーキングしやすい環境づくり
・平成21年度までウォーキング大会がなかった市町村でもウォーキング大会が実施されるようになり、平成22年度から19市町村すべてでウォーキング大会が開催されるようになった。
・平成25年度も引き続き、全市町村でウォーキング大会が開催される見込み。

●日常生活でのウォーキングの推進
・平成22年度に韓国原州市等の取組を視察し、鳥取県版のユビキタスウォーキングの推進方法を検討し、鳥取県独自の「ケータイで健康づくりウォーキングシステム」の開発に繋げた。
・平成23年度にシステムが完成し、平成24年度から運用を開始。日常生活でのウォーキングの推進に向けて新たな一歩を踏み出した。
・しかしながら、継続利用してもらうハードルは高く、とりっぽ(歩)の毎月の利用者数は、昨年の秋から減少傾向にあった。そのため、平成25年度に試験的に、毎月10km以上歩いた人の中から抽選で6名の方に景品が当たる取組を行ったところ、V字回復を達成。

●ウォーキングに取り組むきっかけづくり
・「ウォーキング立県19のまちを歩こう事業」では、毎年、応募者が増えたり、認定大会数も増えるなど、事業が年を追うごとに認知されてきている。

工程表との関連

関連する政策内容

日々の健康づくりが当たり前に取組まれる「健康づくり文化」の創造

関連する政策目標

生涯スポーツ等の健康づくりの地域への浸透、検診の受診の向上等を進め、男性の平均寿命の全国順位を女性と同様、上位10位まで引き上げます。


財政課処理欄


 「とりっ歩の運用」(委託料)について
 会員に限定した大会を実施することがウォーキングの推進に効果があるとは認められません。
 特典費のうち景品代について、利用実績に応じて高額な景品を配ることでウォーキングを推進しようという考え方にそもそも疑問があり認められません。
 また、バッジ作成個数について精査しました。
 公式ガイドブックの増刷については枠内標準事務費で対応してください。(直営対応)
 事務費については前年度並とします。(280千円)
 マイコース代行入力については昨年度からの指摘事項に対する検証が不十分であり認められません。どうしても実施したい場合は直営で実施してください。
 とりっ歩については利用実績、アンケート結果等を勘案してもウォーキングの推進に効果を発しているとはいえない状況にありますので、抜本的な見直しを行ってください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 6,199 0 0 0 0 0 0 0 6,199
要求額 7,945 0 0 0 0 0 0 0 7,945

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 6,315 0 0 0 0 0 0 0 6,315
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0