(1)自死対策の総合的推進
自死対策を全県で総合的に推進していくため、県内市町村の事業に対して交付金を交付する。
市町村自殺対策緊急強化交付金 【交付金10/10(一部市町村負担)】 5,000千円(15,000千円) |
国の事業メニューに沿った事業の実施に対して、交付金を交付し、市町村における自死対策の充実を図る。 |
(2)ハイリスク者対策
自死未遂者再発予防のための、本人・家族等への介入方法やアセスメント、再発予防についての知識や支援について対応力向上を目指す。
自死未遂者対策 【交付金10/10】 1,430千円(32千円) |
自死につながるハイリスク者の対策として、自死未遂者の再発予防のため、自死未遂者支援者の養成、自死未遂者研修会や事例検討会等の開催を行う。 |
(3)訪問・相談
地域住民が、自分の抱えているこころの健康問題について、相談対応を行う。
各福祉保健局及び精神保健福祉センターにおける各種相談 |
地域住民からの相談に対し、各福祉保健局の保健師等が対面型又は電話により随時、対応。 |
(4)自死遺族へのケア
同じ境遇の者の思いを聞いたり、自分の思いを話せる「語り合う場」を提供するとともに、自死遺族支援を行っている団体へ、自死に対する偏見などの二次被害に対する普及啓発等に係る助成を行い団体の活動の定着化を図る。
自死遺族の集い開催 【交付金3/4】 401千円(401千円) |
自死遺族が安心して集まり、語りあうことを通じてお互いの気持ちを分かち合うことを目的に、県(精神保健福祉センター)が平成20年度から自死遺族の集いを開催。
- 鳥取市と米子市で隔月で実施
- 22年度からは自死遺族グループの会員(当事者)もスタッフとして参加
- 新聞広告等掲載し、支援を必要としている遺族に周知を行う。
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自死遺族自助グループへの支援 【交付金3/4】 938千円(938千円) |
県内で活動を始めた自死遺族自助グループ(コスモスの会)に対して、その活動が定着するよう活動費や指導者研修を受講するための旅費、また自死遺族の二次被害に関するリーフレット作成等について助成。
(補助先)自死遺族自助グループコスモスの会 |