これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成11年度に「子ども家庭支援センター希望館」が東部地区に、平成24年度に「児童家庭支援センター米子みその」が西部地区に設置されて以来、運営費を補助し、育児などに悩みを持つ子育て世帯の支援を行っている。
2.児童家庭支援センターの相談支援状況(平成24年度実績)
○子ども家庭支援センター希望館
相談指導実績:1,307件
(電話相談360件、来所相談348件、訪問相談139件、通所指導129件、心理療法331件)
○児童家庭支援センター米子みその
相談指導実績:995件
(電話相談490件、来所相談336件、訪問相談90件、心理療法75件、その他相談4件)
これまでの取組に対する評価
児童相談所は児童虐待相談が急増し、緊急を要する事案や重篤な虐待事案への対応に追われているなかで、児童家庭支援センターは子育てに関する専門相談機関として、養護・しつけ・不登校などの相談に応じ、助言・カウンセリング等を行うと共に、必要に応じて学校や病院と一緒に支援方針を検討し、支援を行ってきた。
また、虐待事案であっても状況が落ち着いているケースについては、児童相談所から継続指導を受託し、児童相談所と連携をとりながら虐待を行う保護者等への支援にも取り組んでいる。
しかし、相談指導実績を見ると、センターの設置してある東部及び西部地区住民の利用(来所相談、訪問相談、心理療法等の対面しての支援)が多く、中部地区住民への支援が課題となっている。