1.事業内容
オオサンショウウオ生息地域で公共工事を実施する場合、現在は環境配慮型ブロックを一律使用している。
- しかしながら、当該ブロックの使用にあたっては、工事費が割高となるため、当該事業では、河川内の生息状況に応じてより安価な工法を使用可能とするための調査検討を行うものである。
2.債務負担行為の必要性
当該事業は、オオサンショウウオに関する「生息状況の把握」、「過年度工事実施箇所(環境配慮型ブロック)の利用状況」及び「採用(提案)工法を行いその有効性を検証する」計画としている。
また、実施にあたっては、オオサンショウウオの生息状況及びその移動状況を通年で一体的に調査・検証する必要があるため、単年度ではなく複数年(2年)で行う。