現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 県土整備部の大路川における総合的な流域治水対策
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:土木費 項:河川海岸費 目:河川総務費
事業名:

大路川における総合的な流域治水対策

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県土整備部 河川課 改良担当  

電話番号:0857-26-7379  E-mail:kasen@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 0千円 1,548千円 1,548千円 0.2人 0.0人 0.0人
26年度当初予算要求額 2,000千円 1,548千円 3,548千円 0.2人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 2,139千円 1,589千円 3,728千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:2,000千円  (前年度予算額 2,139千円)  財源:国1/2 

一般事業査定:ゼロ 

事業内容

1 事業目的

近年、時間雨量100mmを超えるゲリラ豪雨等の異常気象の顕在化に伴う甚大な水害が全国で発生しており、流域の治水安全度の確保が急がれるところである。市街地を堤防形状で流れる大路川流域は浸水危険度が高いが、改修工事完了には長期間が必要である。

     そこで、河川事業の枠を越えた流域関係者との協働による、ソフト及びハード整備を行い、早期に水害に強いまちづくりを図る。

2 現状・背景

(1)水害に起因する流域特性
○千代川、大路川の堤防に囲まれた低平地に市街化が発達。
○大路川河床と流入する排水路敷高が近接し、雨水が滞留。
○宅地化進行に伴う農地減少により、従来の遊水機能が低下。
○治水計画では、市街地の河道拡幅が困難なため、流域開発に伴う流出量増大に対し、遊水池等による洪水貯留処理。
(2)住民からの要請
H22.10 美保地区地域づくり懇談会、大路川治水懇談会
○浸水時の安全な避難場所の確保。
○宅地浸水解消のため、河川事業と連携した下水道整備の促進。
○増大する水害リスクへの対応には、合理的な土地利用が有効。

3 対応策

(1)流域関係者による協議会
・河川・農地・下水道等の関係部局(国、県、市)、
・学識経験者、地域関係者(自治会、自主防災組織等)
1.浸水シミュレーションに基づく、集落に応じた避難誘導体制確立  (浸水到達時間内での避難場所への的確な誘導を検討)
2.ハザードマップ、雨量、河川水位情報を活用した避難行動検討
3.治水効果の発現に向け、ハード整備のアクションプログラム策定
(2)ソフト整備:迅速・的確な避難体制を確立するための支援
1.浸水シミュレーション:流域内の時間的な浸水の分布を把握
2.洪水監視システム:支川を含めた雨量水位情報配信システム整備
3.各集落内に浸水規模・避難標識設置:浸水時の迅速な避難支援
(3)ハード整備:河川事業(1/50規模)と他事業連携
1.下水道事業(1/7規模計画)の連携による市街地(的場・宮長)の浸水被害を解消
2.農業施設(ため池等)の連携による水害リスクへの対策を検討

4 関係者協働の推進手順

【1年目:平成23年度】
○協議会の設立
○ハード整備の連携によるアクションプログラムを策定
○浸水シミュレーションによる各集落の浸水の時間的分布把握
【2年目:平成24年度】
○避難場所、避難誘導等の検討(浸水シミュレーションによる)
○洪水監視システムの整備
○アクションプログラムのフォローアップ
【3年目:平成25年度】
○洪水監視システム、避難誘導標識を活用した避難訓練
○アクションプログラムのフォローアップ
【4年目:平成26年度】
○浸水深表示標識の作成

5 要求額

●要求額 2,000千円

  需用費 2,000千円
   浸水深表示標識の作成



財政課処理欄


浸水水位表示については、防災計画の地域への周知として市町村が主体となりそれを県が支援する方法で実施すべきと考えます。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 2,139 1,000 0 0 0 0 0 0 1,139
要求額 2,000 1,000 0 0 0 0 0 0 1,000

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0