現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 県土整備部の湖山池汽水化対策事業
平成26年度
9月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:土木費 項:河川海岸費 目:河川総務費
事業名:

湖山池汽水化対策事業

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県土整備部 河川課 企画担当  

電話番号:0857-26-7374  E-mail:kasen@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 38,458千円 22,443千円 60,901千円 2.9人
補正要求額 9,000千円 0千円 9,000千円 0.0人
47,458千円 22,443千円 69,901千円 2.9人

事業費

要求額:9,000千円    財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:9,000千円

事業内容

1 背景・現状

○背景
       平成24年1月に鳥取県及び鳥取市で策定した「湖山池将来ビジョン」に基づき同年3月12日より湖山水門を開放し、汽水湖としての再生を目指しているところ。
       しかし、湖内の貧酸素化を懸念して舟通しの開放を継続したこと、昨冬の少雪、近年の潮位の上昇等の影響もあり、水門操作を工夫しているものの塩分濃度が8000mg/Lまで上昇した。また遡上するフナや湖山池周辺を回遊する魚等が貧酸素により大量斃死するなど将来ビジョンの目標塩分濃度(2,000〜5,000mg/L)管理や貧酸素への対応を求められている。
    ○現状
       平成25年12月舟通し水門に切り欠き(逆流抑制のための小窓6穴)を設置し、平成26年3月末までに目標としていた2,000mg/Lに対し2,100mg/Lまで下げることができた。
       また、昨年の9月補正予算により実施している「水質シミュレーション」の結果、塩分濃度が低く、溶存酸素の豊富な表面付近の海水を薄く逆流(オーバーフロー)させることにより、湖内の塩分濃度や水質を将来ビジョンに掲げる目標に管理することができることが判明。

2 問題点

1.切り欠きの開閉(堰板の設置・撤去)には、川底まで降下させている水門を一旦上昇させた後→堰板設置・撤去→再度水門を降下させる作業を伴い、一連の作業に1時間は必要とするなきめ細かな操作(上層の水の取水、通水面積の変更)が出来ない

2.作業のための足場は、緊急的に設置した仮設足場であり、長期の利用や夜間は安全上問題
3.夜間に作業が必要となった場合、作業が出来ないため、翌朝まで舟通しを全開とするなど、逆流時に海水の逆流を抑制することが出来ない。
4.設置後50年以上経過し、老朽化している

3.要求理由

○要求理由  1.現構造「切り欠き」は”緊急避難的な改築”であり、きめ細かな操作や即時対応が出来ないことから、シミュレーション結果を反映した水門改築の概略検討を行う。
 2.概略検討に当たっては、県内河川(橋津川水門)や県外河川(北海道網走湖大曲堰・島根県神西湖差海川塩分調整堰)の先進事例を参考に、工法の比較検討を行う。 
○今回補正対応とする理由
 1.現構造「切り欠き」通水では、塩分濃度管理や貧酸素への緊急的な対応が困難なため、構造に起因する塩分濃度上昇や貧酸素への対応の遅れが生じるため、早期の改築が必要。
 2.今回補正(単県)によりにより概略設計を行い、平成27年度からの交付金事業化を図る。(特定構造物改築事業による)

4.要求内容

○湖山水門の部分改築に係る概略設計
    (1)構造のタイプ別比較検討
    (2)概算工事費比較検討

5.要求内訳

○要求額 C=9,000千円
・湖山水門の部分改築に係る概略設計 C=9,000千円

工程表との関連

関連する政策内容

・良好な河川・湖沼環境の創出

関連する政策目標


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 38,458 0 0 0 0 0 0 0 38,458
要求額 9,000 0 0 0 0 0 0 0 9,000

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 9,000 0 0 0 0 0 0 0 9,000
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0