1.補正要求概要
平成25年度から進めている八頭庁舎の耐震補強について、昨年度末に耐震診断結果を踏まえた補強計画が完成したことから、平成26年度は実施設計を行うもの。
また、耐震化工事に併せて老朽化対策工事等を実施するための実施設計を行う。
施設名称 | H25 | H26 | H27 |
八頭総合事務所本館 | 耐震診断及び補強計画 | 実施設計 | 工事 |
2.必要経費
総額 12,877千円
○老朽化対策 1,234千円
【概要】
庁舎の外壁改修、塗装を行うための実施設計を行う。
○省エネ・バリアフリー対応 3,320千円
【概要】
ペアガラス化、通路ドアの自動ドア化を行うための実施設計を行う。
3.補正で要求する理由
○耐震化工事
平成25に耐震診断結果を踏まえた耐震補強計画を作成し、評定委員の了解が得られたことから、耐震工事の実施設計に早期に取り組むため、補正予算で要求を行う。
≪計画≫
・H25年度−耐震診断・補強計画作成
・H26年度−実施設計
・H27年度−工事着手
○老朽化対策工事、省エネ・バリアフリー対応工事
八頭庁舎は建築後52年が経過(S37建設)しており、外壁については計画更新年度を超過し外壁塗装の劣化が発生している。また、窓サッシの経年劣化で空調効率が悪化している。
よって、耐震化工事と併せて老朽化対策工事等を実施することで、経費削減を図りながら建物の保全等を行うとともに、公共施設のバリアフリー化の一環として、庁舎の本館と別館を繋ぐ連絡通路のドアを「自動折りドア」に交換し車椅子の方などが楽に通行できるようするため要求を行う。
≪計画≫
・H26年度−実施設計
・H27年度−工事着手
4.背景・目的
総合事務所は地震発生後の地域の防災拠点として、初動・応急対応がすみやかに行えるよう耐震安全性の確保が不可欠。
- 総合事務所(西部、中部、八頭)の耐震診断を平成7年度に実施し、いずれも「耐震性に問題あり」。
→平成27年度までに耐震化率100%を目標
- 温室効果ガス削減対策も含め省エネ・節電の取組が求められている。
【総合事務所の耐震補強の状況】
西部総合事務所本館・車庫棟
H20 耐震診断
H21 補強計画・実施設計
H22 耐震補強工事終了
中部総合事務所本館・福祉保健棟
H21 耐震診断・補強計画
H22 実施設計
H23 耐震補強工事終了
[八頭庁舎本館の状況]
八頭庁舎は、建設から52年が経過。(S37建設)
【事業の流れ】
※1 耐震診断・・・現地調査及び構造計算により耐震性能を評価し、補強案を検討
※2 補強計画・・・耐震診断結果に基づき有効な補強方法等を検討
(必要な建物調査実施、概算工事費・工期算出含む)
※3 実施設計・・・評定を受けた補強計画に基づく詳細設計