(1)余部鉄橋の架替えに伴いJR山陰本線(鳥取〜豊岡)の定時性が確保されるとともに、同本線のダイヤ改善として、平成23年春、臨時快速「山陰海岸ジオライナー」の新設及び一部の普通列車において浜坂駅で乗り換えなしの直通運転化が実現した。このダイヤを継続し、定着させるため利用促進に取組み、利用者の拡大を図る必要がある。
(1) 県・地元市町村等が連携した利用促進 1,500(1,500)千円
JR山陰本線(鳥取〜豊岡)を利用した魅力ある鉄道の旅の提供による観光利用の促進や、地元住民の生活利用の拡大を図るため、鳥取県、鳥取市、岩美町、JR等により組織する「鳥取県東部地域鉄道利用促進実行委員会」において、鉄道の利用促進に関する事業を実施することとし、事業に要する経費を負担する(県1/2)
(ア)内容
ア.団体旅行、学校活動及び魅力ある旅行商品等への支援
○旅行支援事業
・対象:団体旅行、学校活動等を実施する職場、学校等
・助成率:鉄道運賃の1/3(学校活動)又は1/2(団体旅行)
イ.利用促進PR事業
○ノベルティグッズの作成・配布
・しゃんしゃん祭りなどの沿線で開催されているイベントに、快速列車を利用して訪れた人に対し、ラッピング列車にちなんだグッズのプレゼントを実施
・駅頭・街頭などでPRチラシとともに鉄道関連グッズを配布
・グッズ:ピンバッチ、クリアファイル、うちわ、ポケットティッシュ、余部鉄橋の撤去鋼材を活用したグッズ 等
○旅行支援の告知・PR
・新聞折込広告により旅行支援事業のPRを行う
・折込部数:約80,000部×2回程度
ウ.駅アクセスの調整
○列車ダイヤとバス便数・ダイヤ等の調整
(イ)事業費:3,000千円(3,000千円)
(ウ)所要経費:1,500千円(1,500千円)
県1/2(1,500千円)、地元1/2(1,500千円)
(鳥取市:岩美町=2:1)
(2) JRと連携した鉄道利用促進事業 1,512(0)千円
JR西日本米子支社との連携会議により検討が必要とされた臨時快速「山陰海岸ジオライナー」の利用促進について、各種イベントや接続する他の交通アクセスをわかりやすく示したガイドマップ(JR監修)等を作成し、駅などの各機関で提示・配布することで、ジオライナーの利用促進を図る。
(ア)内容
○ジオライナー沿線ガイドマップ作成 1,512千円(0千円)
・内容:沿線施設へのジオライナーと二次交通を使った移動手段を紹介する沿線マップを作成し、各機関に提示・配布(40,000部)
・掲載内容…主要な観光地、宿泊施設、医療施設への等
・配布先…JR各駅、バスターミナル、市町村役場、県・国機関、病院、経済団体、事業所 等
○各関係機関HPによるPR 0千円(0千円)
・ジオライナーを使った沿線施設へ移動手段を各関係機関HPに掲載し、利用促進を図る。
(イ)所要経費 1,512千円
(3) 列車のPR事業 6,031(8,812)千円
臨時快速「山陰海岸ジオライナー」等の魅力、話題づくりを行うと共に、県内外でPRする。
(ア)内容
○主要駅でのPR 1,776千円(2,940千円)
・場所:鳥取駅、岩美駅、豊岡駅等
・内容:看板、横断幕、のぼり旗等によりPR
○ポスター・チラシによるPR 2,160千円(1,050千円)
・運行延伸に伴い利用促進PRのためのチラシを作成し、各機関で掲示・配布
・配布先…JR各駅、バスターミナル、市町村役場、県・国機関、病院、経済団体、事業所 等
・3ヶ月毎に設定される臨時快速のため、その都度(年4回)実施 → JRとのタイアップを予定しており、4回分の経費を計上(540千円×4回)
○ケーブルテレビによる広報 2,095千円(2,037千円)
・番組制作料@1,300,000円×1本 = 1,300,000
・番組放送料@40,000円×8回/月×2ヶ月= 640,000
・消費税 = 155,200
計 2,095,200
(イ)所要経費: 6,031千円