1 事業概要
「科学の甲子園ジュニア」鳥取県大会は、理科、数学等における複数分野の競技に協働して取り組むことを通じて、県内の中学生が科学の楽しさ、面白さを知り、科学と実生活・実社会との関連に気付き、科学を学ぶことの意義を実感できる場を提供することを目指している。このことによって、科学好きの裾野を広げるとともに、未知の分野に挑戦する探究心や創造性に優れた人材を育成する。
2 背景
○平成24年度全国学力・学習状況調査において、科学に対する興味・関心、意欲、理解度等の低下傾向が全国的にも本県においても明らかとなった。
○高校に比べ、科学好きの中学生が切磋琢磨し、評価される場が圧倒的に不足しており、科学部等の活動も低調である。
3 事業内容
県内中学校の1・2年生3名でチームをつくり、実生活・実社会との関連、融合領域、説明能力等に配慮した、理科・数学等における複数分野の筆記・実技競技を行い、チームの総合得点を競う。優勝、準優勝チームの6名には、鳥取県代表チームとして全国大会の出場権を与える。
4 所要額
総額 469千円 【県10/10】
○報償費 130千円
・審査委員長 40千円×1人×1回=40千円
・研修会講師 20千円×2人×1回=40千円
・上位入賞者メダル 1,100円×9人=9,900円
・生徒参加賞 250円×160人=40千円
○特別旅費 6千円
○普通旅費 40千円
○需用費 93千円
・県大会食料費 8千円
・県大会物品費 80千円
・生徒保険料 5千円
○使用賃借料 200千円
・バス借上 160千円
・施設使用料 40千円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成25年8月20日に鳥取環境大学を会場にして大会を開催した。県内中学校の1・2年生が135名(20校・45チーム)参加して競技を行い、鳥大附属中A、Bチームが鳥取県代表として全国大会への出場権を獲得した。
これまでの取組に対する評価
参加生徒へのアンケートでは、9割以上の生徒が「興味・関心をもって取り組めた」「チームで協力できた」「また参加したい」と回答した。県内の中学生が科学への興味・関心を高め、科学を学ぶことの意義を実感できる場を提供することができた。