現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 教育委員会の伝統芸能等支援事業
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:教育費 項:社会教育費 目:文化財保護費
事業名:

伝統芸能等支援事業

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教育委員会 文化財課 文化財係  

電話番号:0857-26-7525  E-mail:kyouikubunka@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額(最終) 8,156千円 3,870千円 12,026千円 0.5人
26年度当初予算額 0千円 2,383千円 2,383千円 0.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:2,477千円    財源:単県   追加:2,477千円

一般事業査定:ゼロ 

事業内容

1 調整要求内容

伝統芸能等支援事業の内、民俗芸能保存伝承支援について、調整要求をするもの。
      調整要求額 2,477千円(委託料)
      財政課長査定
      調整要求
      民俗芸能保存伝承支援事業伝承環境再構築事業0千円
      ・NPOとの役割分担が不明確(NPOが本来負担すべき維持管理費が含まれている)
      【委託料】2,477千円
      ・当初要求内容(民俗芸能体験プログラム)から、ホームページの維持管理費を除いた内容をNPOに委託する。
      民俗芸能フォーラム0千円
      ・委託にする必要なし
      0千円
      ・委託はしない。
      ・平成26年度はフォーラムを実施せず、過去5年間の検証と、平成27年度直営開催のための情報収集を行う。
      ・団体相互の交流は、中・四国ブロック民俗芸能大会の交流会で行う。

2 事業概要

(1)伝承環境再構築事業 ○趣旨
<伝統芸能調査事業(H25)により把握した課題>
    ・集落の人口減による担い手不足
    ・地域住民の無理解・無関心
    ・外部披露の場が不足
    ・本来の上演に対する価値意識の低下
    ・次代に伝承がなされず、絶える恐れ
一番大事な地域の行事などで本来的に行われる民俗芸能に対する意識が低下している
   ↓
  本事業外部の人々に現地の祭りなどに訪れてもらい、本来の民俗芸能をみる(観客体験)または参加する(担い手体験)
   ↓
観客・担い手・周辺の人々それぞれの気付き
   ↓
本来の民俗芸能の再評価、保存団体を支える輪づくり、伝承意欲の向上
   ↓
本来の上演の場の復興につなげる伝承環境の再構築

○事業内容
・モデル事業として、平成25年度に地域の伝統芸能調査事業を委託したNPO法人に委託して実施する。
    開催時期: 通年(5〜6回)
    開催場所: 県内
    対象: 一般 15〜25人
    内容:本来民俗芸能が行われる時・場所に
        外部の人々が訪れ、参加してもらう。
      (例)祭りの日に民俗芸能を解説付きで観覧
          祭りに神輿の担ぎ手として参加する
・実施にあたっては、市町村や地域振興部局との連携を図る。
○NPO法人に委託する理由
・民俗芸能の保存保護、普及啓発に実績のあるNPO法人と協働することで、より県民のニーズにあった事業展開ができる。
・文化財保護のみならず、民俗芸能の発信を通した地域活性化・鳥取県PRなどにも利活用できる。
・地域の伝統芸能調査事業で意図したNPO法人に民俗芸能の情報を集約したセンター的な機能を持ってもらうこと、保存団体と地域外の人たちとの橋渡しを担ってもらうことが期待できる。
・本事業を通してノウハウを培い、将来的に独自で実施することが期待できる。

○所要経費 2,477千円
会場費
70
企画制作(企画立案、地元交渉)
520
当日運営進行(運営、資料作成)
290
ホームページ公開用記録作成
(実施状況の写真・映像の記録)
579
謝金・旅費
145
ホームページ情報発信
360
諸経費(通信運搬、設営、交通費等)
330
消費税
183

(2)民俗芸能フォーラム

○趣旨
・各団体の保存伝承の課題に対する情報・意見交換
・団体相互の交流

○これまでの実績
・平成21年度から5回実施
H21助成制度を活用した保存伝承活動
H22民俗芸能の後継者育成について〜学校・公民館との連携の可能性〜
H23民俗芸能の披露と保存伝承
H24民俗芸能等の復興と地域活性化
H25民俗芸能等の保存伝承の問題(仮)

○26年度の内容
・民俗芸能フォーラムは実施しない(27年度に直営で実施)。
・5年間の実績の検証、26年度公開の鳥取伝統芸能アーカイブス(過去にフォーラムで要望あり)の効果及び活用についての情報収集を行う。
・交流については、中国・四国ブロック民俗芸能大会に際して実施する交流会の場を活用する(要求済)。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

 無形民俗文化財の保存伝承を図るため、保存団体の保存伝承活動への支援を行った。
 ・民俗芸能フォーラムの開催
 ・伝統芸能功労団体賞表彰
 ・中国・四国ブロック民俗芸能大会への派遣
 関連して、平成25年度には、NPO法人と協働し、地域域の伝統芸能調査事業[起業支援型地域雇用創造事業を活用]を実施し、県内180団体の状況を把握することができた。また、その成果をホームページに掲載する事業[文化遺産を活かした地域活性化事業を活用]も同NPOと協働で行っている。

これまでの取組に対する評価

・民俗芸能フォーラムでは、日頃横のつながりの薄い民俗芸能の保存団体が一同に集まり、民俗芸能を保存伝承していくためのよりよい方法について有益な意見交換を行ってきた。
・フォーラム以外においても、実態調査や大規模な調査事業によって、県内の状況をより具体的に知り、課題を顕在化することができてきた。

財政課処理欄


 本事業に対する市町村の具体的な関与がなく、効果・持続性に疑問があるためゼロとします。地域の伝統芸能の保存・伝承については、地域により身近な市町村が主体で実施すべきと考えますので、市町村や団体と連携し、今後の保存・伝承のあり方について十分な検討を行ってください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 8,156 3,500 0 0 0 0 0 0 4,656
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 2,477 0 0 0 0 0 0 0 2,477
保留・復活・追加 要求額 2,477 0 0 0 0 0 0 0 2,477
要求総額 10,633 3,500 0 0 0 0 0 0 7,133

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0