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平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:社会教育費 目:図書館費
事業名:

郷土情報発信事業

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教育委員会 図書館 郷土資料課  

電話番号:0857-26-8155  E-mail:toshokan@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 12,356千円 23,217千円 35,573千円 3.0人 1.0人 0.0人
26年度当初予算要求額 12,356千円 23,217千円 35,573千円 3.0人 1.0人 0.0人
25年度当初予算額 6,883千円 23,038千円 29,921千円 2.9人 1.0人 0.0人

事業費

要求額:12,356千円  (前年度予算額 6,883千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:12,356千円

事業内容

1 概要

 ・すぐれた郷土資料(地域資料)の収集・保存を進め、後世へ伝えるとともに、郷土資料の普及・啓発を行い、さらに、それらの資料の利用促進を図るため、郷土関係資料のデータベース化を推進する。

     ・鳥取県出身の文学者及び鳥取県を舞台にした優れた文学作品を魅力的に発信する。平成26年度は糸賀一雄生誕100周年、尾崎放哉生誕130年を迎え、それぞれ県の事業とタイアップした発信を行う。
     ・市町村や学校図書館と連携し郷土情報の県民への発信を図る。

2 内容


(1)ふるさとの歴史再発見事業
   郷土資料の普及・啓発、情報発信を行う。
郷土出身者顕彰展「糸賀一雄生誕100年記念展」
土文化講演会「糸賀一雄生誕100年記念講演会」第14回全国障がい者芸術・文化祭とっとり大会関連事業)
鳥取県に伝わる昔話を聞く会(毎月開催)
土関係資料普及展
  「尾崎翠」、「まんが王国とっとり」、「水木しげる」、「鳥取大火」、「鳥取地震」などをテーマとした展示を市町村立図書館、学校図書館と連携して開催する。


(2)郷土文学者情報の発信
   郷土文学者関係の資料収集を行い、情報発信する。
・放哉自筆資料のレプリカ作成・HP掲載等【臨時】
  尾崎放哉(1885〜1915年、鳥取市出身の俳人)が今年度(平成27年1月)生誕130年を迎えるのにあわせ、放哉に関する展示や情報発信を充実させる。(県の文化政策課でも記念事業を開催する予定)

・小冊子 『郷土出身文学者シリーズ<特別編>「鳥取ゆかりの文学散歩」』の刊行
  鳥取県を舞台にした優れた文学作品をそれを生み出した豊かな自然や風土とともに紹介し鳥取県の魅力を県内外に発信する。 (鳥取砂丘・ジオパークルート、大山周辺ルート)

・郷土文学者関係資料の調査、資料収集
・寄贈資料の整理、目録作成、複本作成
・その他、関係機関とのタイアップ



(3)「文字・活字文化の日」記念事業
   「文字・活字文化の日」を記念した関連の普及事業を行なう。
・「文字・活字文化の日」記念講演会
  平成26年の地方出版文化功労賞受賞者の記念講演会(ブックインとっとり共催)
・飯田家資料展
  新たに寄贈を受けた資料を紹介する。


(4)地域資料データベース等サービス事業
・地元新聞の記事データベース検索サービスの提供
・県内研究機関等発行の研究誌の内容検索サービスの提供
 自館でデータ入力し、論文単位での検索を可能とする。
・日本海新聞のマイクロ化作業【臨時】
 5年に一度マイクロ化を行う。

3 所要経費内訳

(千円)
事業内容
所要経費
ふるさとの歴史再発見事業
(1,491)
1,564
郷土文学者情報発信事業
(3,965)
5,175
「文字・活字文化の日」記念事業
(245)
235
地域資料データベース等サービス事業
(1,182)
5,382
  合 計
(6,883)
12,356

4 背景・目的

 貴重な郷土資料及び県出身者の偉業を後世に伝えるため、資料の収集・保存を行うとともに、県民に発信していく必要がある。特に、郷土のことを知らない県民が増える中、全国的に著名な郷土出身者が生誕100年、130年という節目の年を迎える。この機会を大いに活用し、県民にふるさとのことを伝え、愛着心を高めることをめざす。また、観光情報発信につながる文学・文化の情報発信に努める。
 

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<政策目標>
○図書館機能の充実
 『県民に役立ち地域に貢献する図書館』を目指し、「仕事と生活に役立つ図書館」「人の成長・学びを支える図書館」「地域文化を育む図書館」としての機能を充実します。

<取組状況>
・平成25年7月に、郷土資料室をリニューアルし「ふるさと鳥取コーナー」を設置した。夏休み期間には特別資料展示室で「ふるさと情報展」を行い、また時機に応じたテーマでミニ展示を行い、郷土への関心を高めるよう努めた。

・郷土文化講演会、郷土人物顕彰資料展示の実施

・郷土文学者についての研究成果を県民等に発信する冊子「郷土文学者シリーズ」の刊行
  平成16年度 尾崎放哉
    17年度 生田春月
    18年度 田中寒楼
    19年度 河本緑石
    20年度 伊良子清白
    21年度 生田長江
    22年度 尾崎翠
    23年度 池田亀鑑
    24年度 阪本四方太
    25年度 マンガ小冊子(放哉・翠・緑石・長江、小学生向け)

・文字・活字文化の日記念事業(記念講演会)

・地域資料データベースの提供、インターネットを活用した情報発信に努めている。

これまでの取組に対する評価

<自己分析>
・着実な資料収集を行い、郷土の先人や歴史に関する情報発掘に努めるとともに、その成果を死蔵することなく県民に還元するため、各種展示や冊子の刊行等による情報発信に努めている。

・「まんが王国とっとり」建国記念をはじめ、「鳥取地震」など、県の事業とタイアップした企画での情報発信を行っている。

<改善点>
・平成25年7月に開設した「ふるさと鳥取コーナー」では、特定の人物やテーマについての資料がまとまって配架されているので、より探しやすくなったと利用者にも好評である。

・「県民の日」や「緑化フェア」等をテーマとしたミニ展示を通路ギャラリーを活用して時機に応じて開催し、県の事業の周知啓発に努めるとともに、楽しめるスペース作りに努めている。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 6,883 0 0 0 0 0 168 10 6,705
要求額 12,356 0 0 0 0 0 212 10 12,134

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 12,356 0 0 0 0 0 212 10 12,134
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0