1 概要説明
船上山少年自然の家 主催事業 要求額(千円)
実施月 | 事業名 | 26年度
要求額 | 25年度
予算額 |
4 | 船上山さくら祭り | 283 | 83 |
5 | ロッククライミング&ツリーイング教室 | 509 | 286 |
6 | ちっちゃい探検隊 (1) | 253 | 158 |
8 | English camp in Mt.Senjyo | 474 | 274 |
9 | ファミリーキャンプ | 179 | 44 |
10 | リトルファーマー in 船上山 | 133 | 179 |
11 | ちっちゃい探検隊 (2) | 253 | 158 |
12 | 船上山アウトインドアスタディ | 241 | 292 |
1 | ウィンターフェスティバル(1) | 371 | 287 |
2 | ウィンターフェスティバル(2) | 373 | |
3 | ちっちゃい探検隊 (3) | 257 | 159 |
廃止 | 船上山の夏を楽しむ | | 96 |
廃止 | キッズアドベンチャー | | 1,610 |
廃止 | 船上山の秋を楽しむ | | 95 |
廃止 | ハッピーニューイヤー船上山 | | 157 |
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| 合計 | 3,326 | 3,878 |
【変更】 ロッククライミング&ツリーイング教室は委託範囲を広げて、ツリーイング業務を「ツリーイングクラブ・スウィングバーズ」に委託する。
2 目的・効果
主催事業を通じて船上山の豊かな自然の中で、家庭や学校で体験できないこと、規律ある行動や他人との協調を重んじた活動等を通して心身の豊かさや自立育成に寄与する。
船上山を広く県民にPRするとともに、幅広い年代に利用促進を図る一助とする。
季節の変化を感じるもの、時流に即したもの等、柔軟に取り入れた事業を積極的主体的に企画し多様な県民のニーズに答える。
歴史的に有名な船上山をより身近に感じてもらうため利用機会を提供して理解を深めてもらう。
3 背景
・不登校やいじめ、ケータイやゲームによる子どもの生活の変化など喫緊の教育課題が多い中、子どもたちが体験活動等を通して学ぶことは重要である。
・長期自然体験活動などの実施により、子どもの生きる力を培い、将来リーダーとなる人材の育成にも繋がる。
・保護者としても、子どもの体験活動の必要性は認識しつつも、様々な理由により家庭での体験活動が減っている中、社会教育施設としての役割は大きい。
・平成24年度事業棚卸しの評価結果を踏まえ、可能な事業から民間委託へと切り替えていく。
・平成25年度運営委員会の意見を、運営及び事業に生かしていく。
4 平成24年度事業棚卸しの評価結果
(1)社会教育施設なのか、生涯教育施設なのかを明確にした上で、指定管理制度の導入を含めて、運営のあり方を抜本的に検討すべきである。
(2)可能なものは個別メニュー事業ごとに委託すべきであるし、料金についても県内外利用者別などの設定を検討すべきである。
5 運営委員会の意見
学識経験者、民間、学校、市町村等の代表からなる運営委員会を設置し、平成24年度の事業棚卸しの内容を踏まえながら、施設の運営や事業内容について検討した結果は次のとおりである。
4 (1)について
・学校教育と密接に連携し、集団生活を通して、野外活動、自然探求、観察活動等を行うことにより、心身ともに豊かでたくましい青少年を育成する青少年社会教育施設として、県直営体制を継続する。
・運営委員会を常設化し、運営上の諸課題について継続的に検討する。
4 (2)について
・可能なものは外部委託を実施するとともに、共催事業の実施も検討する。
・県内外利用者別の料金設定は行わない。
・青年区分は一般区分に統合する。
6 今後の方向性
学校教育と密接に連携した青少年社会教育施設として、運営委員会等の外部評価を受けながら、県直営で運営する。
(1)学校教育との連携を強化
・いじめ、不登校、英語教育など今日的教育課題に対応した体験活動プログラムを実施。
・学習指導要領に準拠した施設の特色を活かした自然体験プログラムを検討。
・子どもたちの成長に寄与する長期宿泊体験活動プログラムを検討。
・教員の人材育成と活用。
・教員の教職経験を活かした社会教育活動の充実。
学生ボランティアの受入を通じた体験活動の指導者育成。
(2)企業、各種団体、NPO、市町村等との連携の強化
・可能な事業については外部委託を実施するとともに、共催事業の実施も検討。
(3)運営委員会の常設化
・外部委員を交えて、施設運営上の諸課題について継続的に検討する。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<政策目標>
県民、参加者のニーズに応える主催事業実施
<取組状況>
・参加者アンケートを基に、企画の充実を図る。
・応募者の少ない事業は整理し、社会ニーズに適合した事業を企画して参加者の満足度を高めた。
・主催事業の開催案内や実施内容の報告等をホームページやフェイスブックで紹介し、タイムリーな更新や充実を図った。
<現時点での達成度>
・25年度上半期応募者数‥3,647人
これまでの取組に対する評価
・ロッククライミング教室では、高度な技能や知識を有する鳥取県山岳協会と業務委託を締結して実施したことにより、民間活力の利用機会増と参加者の安全度、安心感が高まった。
・主催事業をより魅力あるものにするため、事業の取捨選択、問題点の見直し、時流に合った企画内容等を取り入れた。
・ちっちゃい探検隊(1)は、企画、立案等ボランティア学生を中心に運営を行い学生のスキルアップと参加者からの高評価を得た。
・事業によっては、定員をはるかに超えているものがあるため、定員
の増を含めた検討が必要である。
・季節に合わせた活動メニューの開発に取り組んだ。