〇特別支援学校に在籍している児童生徒等の障がいの重度・重複化、多様化等の状況があり、児童生徒等一人一人の実態に応じた適切な指導・支援の充実が求められている。また、生徒指導等に係る課題への対応の必要性も高まってる。
〇幼稚園・保育所、小学校、中学校、高等学校等に在籍している発達障がいを含む障がいのある児童生徒等が増加しており、特別支援学校においてはセンター的機能をより一層発揮し、実態に応じた適切な指導・支援について助言・援助に努める必要性が高まっている。
〇適切な問題作成や入学者募集や選抜に係る事務手続き等を進め、特別支援学校への入学者募集及び選抜を適正且つ円滑に行う必要性がある。
(1)鳥取県立盲学校専攻科における費用の助成(継続)
91千円(69千円)
盲学校専攻科理療科生徒の鍼の実技自習におけるB型肝炎感染事故予防のため、抗原抗体検査及び抗体検査(全額)、ワクチン接種(半額)の費用の助成を行う。
(2)医療的ケアが必要な幼児児童生徒学習支援(継続)
163千円(270千円)+別途(定数)
県立特別支援学校に在籍し、日常的に医療的ケアを必要とする児童生徒等に対し、より安全なケアを実施するため、看護師及び教員に対して研修会を実施するとともに、実施体制の充実を図るための運営協議会を開催する。
・看護師及び教員に対する医療的ケアの研修会の開催
・医療的ケア運営協議会
・医療的ケア担当者連絡会
※別途(定数)
(3)特別支援学校児童生徒等の安全・安心支援(継続)
712千円(712千円)
県立特別支援学校において、全ての児童生徒等が安心して学校生活を送ることができるような児童生徒理解を深めるための研修会の実施、教育環境の整備、維持管理を行う。
・特別支援学校の管理・運営に係る会議運営費、研修資料作成
・特別支援学校生徒指導主事を対象とした研修会等
・特別支援学校に在籍する児童生徒を対象としたケータイ・インターネット理解啓発研修会
(4)特別支援学校地域支援推進(継続)
3,736千円(3,736千円)
県立特別支援学校が、県内の特別支援教育の拠点として専門性を発揮し、小中学校等に在籍する障がいのある児童生徒等に対して、適切な指導及び必要な支援が行うための特別支援学校のセンター的機能の充実を促進する。
・地域内の小中学校等への訪問相談等
・特別支援教育に関する各学校等への研修実施や研修派遣
・専門図書や研究などの情報の提供・収集
・理解啓発のためのチラシ等の作成
(5)平成27年度鳥取県立特別支援学校(幼稚部・高等部・専攻科)入学者選抜及び選抜の実施等に係る諸経費(継続)
1,468千円(140千円)
高等特別支援学校の入学者選抜に係る問題作成、特別支援学校の入学者募集及び選抜に係る事務手続きについて、毎年見直しを行うとともに、入学者募集及び選抜の実施のための所要の経費を措置し、「鳥取県立特別支援学校入学者募集及び選抜」の適正且つ円滑な実施を行う。
・鳥取県立特別支援学校募集要項の作成・印刷費用
・鳥取県立特別支援学校募集要項説明会の開催
・鳥取県立特別支援学校入学者選抜の問題作成