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平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:社会教育費 目:青少年社会教育施設費
事業名:

船上山少年自然の家運営費

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教育委員会 社会教育課 船上山少年自然の家  

電話番号:0858-55-7111  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 33,971千円 24,765千円 58,736千円 3.2人 2.8人 0.0人
26年度当初予算要求額 36,837千円 30,182千円 67,019千円 3.9人 2.8人 0.0人
25年度当初予算額 33,304千円 25,421千円 58,725千円 3.2人 2.2人 0.0人

事業費

要求額:36,837千円  (前年度予算額 33,304千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:33,971千円

事業内容

1 概要説明

少年達に自然探求や野外活動をさせることによって豊かな情操を養うとともに、自然の中での集団宿泊訓練を通じて「自律・友情・協力・奉仕」の精神を体得させ心身ともに健やかな少年の育成を図る。



    <施設の利用状況:24年度>

    ・年間利用者数  24,702人(うち宿泊14,019人)

    ・年間利用団体数 259団体

2 要求額

(単位:千円)
 
要求額
財源内訳
使用料
諸収入
一般財源
(33,304)
36,837
(1,703)
1,224
(1,260)1,163
(30,291)
34,450
 上段( )は前年度予算額

 (単位:千円)
要求項目
要求額
前年度
予算額
施設管理費
  25,912
 24,145
人件費
 (報酬、共済費、賃金、費用弁償、普通旅費)
8,120
  7,884
【新規】非常勤職員(看護師)雇用経費
(報酬、共済費)
2,805
備品購入費
    926
公課費(公用車重量税)
    49
耐震改修移転経費
300
合  計
36,837
33,304

3 背景

・青少年社会教育施設は、自然を生かした体験活動や集団宿泊訓練を通して、生きる力や仲間づくりの大切さを学ぶ「教育機関」であり、第二の学校である。

・施設の指導員は、小中学校の教員の中から希望者を配置しており、学校では経験できない幅広い体験を通して、体験活動のノウハウだけでなく、仲間づくりや子どもを引き付ける能力の向上など、教員の資質向上にも繋がる。

・教育支援センターと連携した不登校生徒の受入支援によって、体験活動等を通して集団への関わりを意識して行動する変容が期待できることなど様々な教育課題への解決に向けた取組みが可能である。

4 平成24年度事業棚卸しの評価結果

(1)社会教育施設なのか、生涯教育施設なのかを明確にした上で、指定管理制度の導入を含めて、運営のあり方を抜本的に検討すべきである。
(2)可能なものは個別メニュー事業ごとに委託すべきであるし、料金についても県内外利用者別などの設定を検討すべきである。

5 運営委員会の意見

学識経験者、民間、学校、市町村等の代表からなる運営委員会を設置し、平成24年度の事業棚卸しの内容を踏まえながら、施設の運営や事業内容について検討した結果は次のとおりである。
4 (1)について
・学校教育と密接に連携し、集団生活を通して、野外活動、自然探求、観察活動等を行うことにより、心身ともに豊かでたくましい青少年を育成する青少年社会教育施設として、県直営体制を継続する。
・運営委員会を常設化し、運営上の諸課題について継続的に検討する。
4 (2)について
・可能なものは外部委託を実施するとともに、共催事業の実施も検討する。
・県内外利用者別の料金設定は行わない。
・青年区分は一般区分に統合する。

6 今後の方向性

学校教育と密接に連携した青少年社会教育施設として、運営委員会等の外部評価を受けながら、県直営で運営する。

(1)学校教育との連携を強化
・いじめ、不登校、英語教育など今日的教育課題に対応した体験活動プログラムを実施。
・学習指導要領に準拠した施設の特色を活かした自然体験プログラムを検討。
・子どもたちの成長に寄与する長期宿泊体験活動プログラムを検討。
・教員の人材育成と活用。
・教員の教職経験を活かした社会教育活動の充実。
・学生ボランティアの受入を通じた体験活動の指導者育成。

(2)企業、各種団体、NPO、市町村等との連携の強化
・可能な事業については外部委託を実施するとともに、共催事業の実施も検討。

(3)運営委員会の常設化
・外部委員を交えて、施設運営上の諸課題について継続的に検討する。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・笑顔で明るくさわやかをモットーに真心のこもった接客を心掛け、施設利用者アップを図った。
・フェイスブックの立ち上げを行い、船上山少年自然の家の活動内容を広くPRした。またホームページ上に利用申込書の掲載や活動内容等の紹介、タイムリーな更新を行いより利用しやすいものとした。
・利用者アンケートを参考に、問題点、改善点等を職員で共有し、改善策を検討した。
・指導員派遣による出前活動の充実と利用促進を図った。

<現時点での達成度>
・平成25年度上半期利用者数‥‥19,043人
・平成25年度上半期利用団体数‥‥ 166団体

これまでの取組に対する評価

・利用団体から活動終了後、感謝の声や心温まる礼状等をいただき取組に対して高評価を得た。
・電子媒体を利用した情報発信により、従来の利用者層以外にも活動内容が広く知れ渡った。
・利用者の要望やきめ細やかなホスピタリティを行い、利用者の満足度が高まった。
・閑散期に出前活動を充実し施設利用増を図った。

工程表との関連

関連する政策内容

公民館等社会教育施設の機能の強化と利用促進

関連する政策目標

幼児や高齢者にも対応したプログラムの開発や利用団体のニーズに対応した体験学習の充実などにより、あらゆる世代の利用促進を図る。


財政課処理欄


 看護師の配置は認めません(業務効率推進課査定)。その他、金額を精査しました。 
 なお、引き続き、効率化を図る必要がありますので、今後の運営委員会においては、指定管理を既に実施している他県の事例も十分に研究しながら、積極的な外部委託化による民間活力の導入と、それによる効率化(定数削減等)に向けた検討も行ってください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 33,304 0 1,703 0 0 0 0 1,260 30,341
要求額 36,837 0 1,224 0 0 0 0 1,163 34,450

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 33,971 0 1,224 0 0 0 0 1,152 31,595
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0