現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 教育委員会の山陰海岸ジオパーク映像資料充実事業
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:社会教育費 目:博物館費
事業名:

山陰海岸ジオパーク映像資料充実事業

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教育委員会 博物館 学芸課  

電話番号:0857-73-1445  E-mail:hakubutsukan@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 5,889千円 3,870千円 9,759千円 0.5人 1.5人 0.0人
26年度当初予算要求額 5,889千円 3,870千円 9,759千円 0.5人 1.5人 0.0人
25年度当初予算額 18,715千円 4,766千円 23,481千円 0.6人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:5,889千円  (前年度予算額 18,715千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:5,889千円

事業内容

1 事業目的

映像資料充実の一環として、平成24年度に山陰海岸ジオパークの地形や海中の生き物の魅力を紹介した3D映像「大地と海の物語」を制作して平成25年1月から公開し、好評を博している。

    平成26年度は、山陰海岸ジオパークの世界ジオパークネットワークの再審査に併せてジオパークの「エリア拡大」を申請予定であり、エリア拡大後にも上記3D映像を上映できるよう、映像内のCG地図やナレーションを改訂しようとするものである。
    なお、平成25年度の新作映像は、エリア拡大後でも対応できる内容で編集中。(平成26年2月公開予定)

2 要求理由

(1)平成24年度制作映像の改訂版制作について
○映像内にCG地図を配して実写映像に対応した位置を紹介し、またナレーションも「東西およそ110キロ」があり、エリア拡大に対応した内容に改訂しなければ、誤った情報を紹介することになり資料価値も無になるため。

○3D映像の日本語版のみならず、英語版及び字幕版並びに日本語版の2D映像も同じ内容なので、同様の改訂が必要なため。

(2)3D映像投映機器リース及び運用について
○3D映像を上映するためには専用の機器が必要であり、平成24年度予算で債務負担行為が認められたプロジェクター等のリースを継続する必要があること。

3 事業概要

(1)平成24年度制作映像の改訂版制作
  地図CG及びナレーションの改訂(英語版等も)
 【改訂版制作スケジュール】
  ・ 9月  世界ジオパークネットワーク再認定
  ・10月  契約締結
  ・10月〜12月 改訂版編集
  ・ 1月  改訂版納品

(2)3D映像投映機器リース及び運用
  3D映像を上映するためのプロジェクターリース(保守含む)及 び上映等に必要な物品
  【プロジェクター等リース期間】
   平成24年12月〜平成29年11月/60ヶ月

4 要求内容

                             (単位:千円)
項  目
経 費
内  容
(1)24年度制作映像の改訂版制作
(15,533)
  3,468
・改訂版制作委託料
・映像制作監修経費 等
(2)3D映像投映機器リース及び運用
(3,182)
  2,421
・3D専用プロジェクター等
 リース料(2,340千円)
・3Dメガネ洗浄剤等
合  計
(18,715)
  5,889
【参考:3D映像機器等リース料債務負担行為承認額】
                              (単位:千円)
25年度
26年度
27年度
28年度
29年度
2,365
2,365
2,365
2,365
1,577
11,037

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

〈政策内容と目標〉

1 児童生徒への理科・科学やものづくりの楽しさや本質を伝える。

2 博物館機能の充実向上

〈山陰海岸学習館のこれまでの取り組み〉
・H18年度に博物館に附置(同8月に専任学芸員(海洋生物)を配置)。
・H20年度に生態展示用水槽などを整備し、山陰海岸・日本海の生きものを紹介。
・H21年度に「山陰海岸ジオパーク構想」を踏まえた拠点施設として整備充実を行い、H22年4月24日にリニューアルオープン。
・H24年度に山陰海岸ジオパークの魅力を紹介する3D映像を制作。体験学習室で毎日上映中。

〈達成度〉
・リニューアルオープン後の入館者数が過去の入館者数の約4倍となるなど、多くの来館者を集めている。家族や個人での来館だけではなく、小中学校や公民館などの団体利用が大幅に増加した。
・H22年4月には地学系学芸員を新規採用し、ジオパークの教育・学術面にも積極的に貢献する体制を整えた。
・H23年4月からは展示解説・体験コーナーを担当する非常勤専門員を1名増員し、急増した来館者への適切な対応とサービス向上に努めた。

【入館者数の推移】
          〈4〜9月〉   〈年間〉
 ・H21年度:  8,233人 10,255人(リニューアル前)
 ・H22年度: 25,562人 39,084人(リニューアル後)
 ・H23年度: 23,465人 34,012人
 ・H24年度: 20,062人 31,846人
 ・H25年度: 19,686人(前年同期20,062人)
        ※19,686人のうち9,072が3D視聴。

これまでの取組に対する評価

・22年4月のリニューアルオープン後の来館者数、小中学校を含む団体利用、学芸員派遣の要請数などから判断して、山陰海岸ジオパークの拠点施設として一定の成果が得られていると考える。

・展示資料の充実の一環として、24、25年度に3D映像を制作してきたが、リニューアル直後の22年度をピークにした入館者数が年々減少し、25年度入館者数から3D映像視聴者数を除いた場合は、その減少数が格段に大きいため、「3D映像効果」があると考える。

・26年2月公開の新作映像や英語版・字幕版の公開により、26年度以降も当分の間3万人程度の入館者が期待できるが、他の取組と併せて総合力でジオの魅力などを発信していく必要があると考える。

工程表との関連

関連する政策内容

博物館機能の充実

関連する政策目標

本県の自然、歴史、民俗、美術等について、展示、講演、体験活動等により、
県民が楽しく学び、感動を覚えるような「魅力ある県立博物館」づくりを推進


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 18,715 7,829 0 0 0 0 0 0 10,886
要求額 5,889 0 0 0 0 0 0 0 5,889

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 5,889 0 0 0 0 0 0 0 5,889
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0