1 事業の概要
県立特別支援学校(白兎、倉養、県米養)に通学する児童生徒のために、通学バスを運行しており、今年度で契約が終了するため、平成27年度のバス運行管理業務委託契約手続きを行うものである。
2 債務負担行為の要求理由
来年度4月からバスを運行させるためには、前年度からバスの車輌改良等の期間を要することから、委託業者を今年度内に決定する必要があるため、債務負担行為を設定するものである。
3 債務負担行為の設定期間
平成27年4月1日から平成28年3月31日(1年間)
4 通学バスの運行状況及び過去の経緯
(1)運行状況
*鳥取養護学校の通学バスについては、債務負担行為設定、契約済。
(H25年度〜H27年度:3年間):(平成24年11月補正)
*皆生はH27〜H28(業務委託)、H27〜H31(車輌リース)の債務負担行為を別途要求。
(2)過去の経緯
○通学上のトラブルの発生や保護者からの強い要望に応え、平成9年度から米子養護学校、平成10年度から白兎、倉吉、皆生養護学校、平成18年度から鳥取養護学校で通学バスの運行を開始した。
○事業開始当初は各校1路線としていたが、養護学校児童生徒の増加や保護者の働く時間の確保などを背景に、保護者から通学バスの運行の拡大について強い要望があり増便してきた。
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5 運行内容
県立特別支援学校の児童生徒の乗車中の安全の確保や、保護者の通学に対する負担を軽減するため、通学バスの運行管理業務を民間に委託する。
<乗車基準>
○通学バスの乗車時間は最大で1時間
○小学部の児童は乗車対象
○中学部、高等部の生徒は、通学支援検討委員会等での意見
を踏まえ、自力通学が困難である場合に乗車対象
○乗車中、医療的ケアを必要としない場合は乗車可能
○概ねバス1台につき10名以上
運行業務委託(1年間契約) 164,056千円
○白兎養護学校
コース名 | 区間 | 1便あたり
の単価 | 所要額
【410便】 |
東コース | 国府〜学校 | 22,546円 | 9,244千円 |
西コース | 青谷〜学校 | 26,056円 | 10,683千円 |
南コース | 若葉台〜学校 | 27,920円 | 11,447千円 |
北コース | 岩美〜学校 | 25,354円 | 10,395千円 |
市内コース | 吉成〜学校 | 21,564円 | 8,841千円 |
計 | | | 50,610千円 |
○倉吉養護学校
コース名 | 区間 | 1便あたり
の単価 | 所要額
【410便】 |
琴浦コース | 赤碕〜学校 | 27,073円 | 11,100千円 |
三朝コース | 三朝〜学校 | 27,494円 | 11,273千円 |
学園コース | 皆成学園〜学校 | 21,823円 | 8,947千円 |
北栄コース | 北条〜学校 | 23,617円 | 9,683千円 |
湯梨浜コース | 泊〜学校 | 34,560円 | 14,170千円 |
計 | | | 55,172千円 |
○米子養護学校
コース名 | 区間 | 1便あたり
の単価 | 所要額
【410便】 |
境港コース | 境港〜学校 | 39,960円 | 16,384千円 |
彦名コース | 彦名〜学校 | 34,020円 | 13,949千円 |
中山コース | 中山〜学校 | 33,048円 | 13,550千円 |
両三柳コース | 両三柳〜学校 | 35,100円 | 14,391千円 |
計 | | | 58,274千円 |
6 債務負担行為要求額
164,056千円
7 貸切バスの新たな運賃・料金制度
国土交通省で平成24年4月に発生した高速ツアーバス事故等を踏まえて、貸切バスの運賃・料金制度の抜本的な改善を図るため、安全なコストが運賃・料金に反映された合理的でわかりやすい時間・キロ併用運賃制度を平成26年4月1日から実施されているところ。貸切バス事業者は運輸局が公示した運賃の上限額と下限額の幅の中で運賃を決定することになった。
8 スケジュール等