国立社会保障・人口問題研究所の将来推計人口によれば、2040年の鳥取県の人口は、このままいくと約44万人まで減少すると見込まれている。
今後の地域社会の維持のためには、若者はもちろんのこと、地域に想いを持っている人、地域にインパクトを与えられる人など、将来的に地域に担い手を生み出し得る人材を如何に確保できるかがポイント。
(1)情報発信の強化により、移住者を確保!
<首都圏からの移住者をガッチリ掴み、移住者2000人を達成>
ア 関西圏+首都圏を中心とした移住相談体制、体験メニューの充実・・・52,462千円
○【新】東京での市町村合同相談会の開催(1回)
○大阪での市町村合同相談会の開催(2回)
○田舎暮らしコーディネーターによる移住相談(鳥取、大阪、東京)
○移住セミナーの開催(大阪4回、東京4回)
○移住体験ツアーの実施(大阪発2回、東京発2回)
○ふるさと回帰支援センターと連携した情報発信(大阪、東京)
<とっとり暮らしの魅力を全国発信>
イ 【新】「子育てするならとっとり!」「教育するならとっとり!」「生活を楽しむならとっとり!」〜全国への情報発信強化
・・・13,326千円
○とっとり暮らしの魅力についての、鳥取県にゆかりのある方のSNS(インターネット上のソーシャルネットワークサービス)を通じた動画発信、ふるさと大使等著名人を活用した情報発信
・森のようちえんなど、地域の未来を創造できる人材を育む教育環境のPR
・芝生の園庭・校庭など、地域の緑豊かな子育て環境のPR
○東京でのとっとり暮らしPRイベントの開催
・移住者・受入地域の方によるトークセッション+親子を惹きつける演劇による、子育て環境・自然環境等の魅力の紹介
○自然・文化(アート、民芸等)をベースに都市住民に魅力的な地域を創造し、鳥取県にゆかりのある方のSNSネットワークを通じて全国発信
(2)移住者を受け入れ活性化させたい地域を増やす!
<移住者を増やすための受け皿づくり>
ア 【新】集落による自己分析・検討の支援…1,973千円
○人口減少や高齢化等、集落の将来像の可視化や、移住者受入を検討する集落へのアドバイザー派遣
イ 【新】受入環境整備への支援…3,000千円
○移住者受入のための集落の自主的な取組の支援
(移住体験ツアーの受け入れ、住居の掘り起こし、生業おこし等)
ウ 【新】仕事の掘り起こしへの支援・・・1,935千円
○起業資金の調達や助成金活用を検討中の集落へのアドバイザー派遣、仕事の掘り起こし・情報発信のための仕組みづくりの支援
○地域おこし協力隊員による自主的な起業塾の開催支援