1 目的
・トラック運送は、県民生活、経済活動のライフラインであり、国内陸上輸送の約9割(※国土交通省統計調査)を担っている。
・燃油価格の高止まりにより、県内トラック事業者の経営状況が悪化している中、平成26年7月からは、さらに燃油価格が高騰し、経営に一層の追い打ちをかけている。
・そこで、トラック輸送の省エネルギー対策を一層推進するため、燃油高騰に伴う緊急的な措置として、トラック事業者の低燃費タイヤ(エコタイヤ)導入等に対して支援を行う。
2 要求額
2,400千円
3 事業の内容
(1)低燃費タイヤ助成事業【2,000千円】
通常タイヤに比べ、割高な低燃費タイヤの導入を促進するため、県内トラック事業者に対し、その差額を補助する。
・補助額:低燃費タイヤ1本当たり2千円(定額)[通常タイヤと低燃費タイヤの差額]
・事業費:2千円×1,000本=2,000千円
(2)エコドライブ講習会開催費【400千円】
エコドライブ講習会を開催し、燃費改善のための運転技術・知識を持つトラックドライバーを養成する。
・事業費:200千円×2回(東・西部地区)=400千円
4 事業の枠組み
県内トラック事業者で組織する団体に対し、所要経費を補助金として交付する。
・交付先:(一社)鳥取県トラック協会
5 背景
・平成26年度当初予算で、低燃費タイヤ助成事業(2千円×2,200本=4,400千円)、エコドライブ講習会開催費(200千円×4回=800千円)を措置。
・4月以降の更なる燃油高騰がトラック事業者の経営に追い打ちをかけ、当該事業(低燃費タイヤ、エコドライブ)への需要が増大。
・今後、当初予算措置分を超えた助成申請・受講申込みが見込まれることから、不足分について、追加で予算要求するもの。