現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 商工労働部のコンテンツビジネス支援事業
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:工鉱業費 目:中小企業振興費
事業名:

コンテンツビジネス支援事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

商工労働部 経済産業総室 産業振興室産学金官連携担当  

電話番号:0857-26-7690  E-mail:keizai-sangyo@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 20,880千円 4,644千円 25,524千円 0.6人 0.0人 0.0人
26年度当初予算要求額 15,159千円 1,548千円 16,707千円 0.2人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 12,242千円 1,589千円 13,831千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:15,159千円  (前年度予算額 12,242千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:16,800千円

事業内容

1 目的

県内の事業者が、コンテンツを活用したビジネスにチャレンジすることを支援し、県内コンテンツ産業の創出・育成・振興を推進することにより、県民所得の増加及び効果的雇用の創出等の県内経済活性化を促進することを目的として実施する。

2 事業内容


    ○対象事業
    コンテンツ※1を活用した新たな商品開発(サービス、製品等)や新事業創出を行おうとする者に対して補助金を交付する。

    1 国内型(継続)
     国内市場でのビジネス展開(コンテンツ開発やコンテンツを活用した新商品開発、コンテンツを活用したパッケージ開発等)に対して事業費を補助する。

    2 海外展開型(新規)
     東アジア、東南アジア等海外でのビジネス展開(コンテンツを活用した既存商品のローカライズ(現地化)、現地のニーズに合わせた新しい商品開発等)に対して事業費を補助する。

    ○補助事業概要:
    国内型補助対象国内で新たに事業を展開しようとする県内事業者、または企業共同体(県内企業の構成比が2/3以上、かつ事業主体が県内企業であること)
    補助率1/2以内
    補助金上限額2,000千円(2件)
    補助期間最長12ヶ月
    海外展開型補助対象東アジア、東南アジア等海外で新たに事業を展開しようとする県内事業者、または企業共同体(県内企業の構成比が2/3以上、かつ事業主体が県内企業であること)
    補助率2/3以内
    補助上限額5,000千円(1件)
    補助期間最長24ヶ月

    ※1コンテンツ振興法第二条で定義されるコンテンツ
    (参考)「コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律(コンテンツ振興法)」((平成16年法律第81号)
    第二条 この法律において「コンテンツ」とは、映画、音楽、演劇、文芸、写真、漫画、アニメーション、コンピューターゲームその他の文字、図形、色彩音声、動作若しくはこれらを組み合わせたもの又はこれらに係る情報を電子計算機を介して提供するためのプログラム(電子計算機に対する指令であって、一の結果を得ることができるように組み合わせたものをいう。)であって、人間の創造的活動により生み出されるもののうち、教養又は娯楽の範囲に属するものをいう

3 要求額

補助金 15,000千円
○H26採択分 9,000千円
 (=2,000千円×2件+5,000千円×1件)
○H25まんがコンテンツビジネスチャレンジ補助金
 交付決定分 6,000千円 ※債務負担行為H26

審査委員会 159千円
○報酬 89千円(2回分)
○費用弁償(旅費) 70千円(2回分)

合計 15,159千円

4 背景

昨今、日本の伝統文化(工芸、食等)や、まんが、アニメ等のサブカルチャー、日本独自のサービス等が国際的にも大きな人気を呼び、サービス、コンテンツ等の無形物に対する価値が相対的に大きくなっている。日本国内でもコンテンツ産業の地位が相対的に向上している状況である。

鳥取県では、平成24年度に「国際まんが博」「国際マンガサミット」、平成25年度に「まんが博・乙」を開催し、県民に対し鳥取県が多くの漫画家を輩出していることに誇りや愛着を持ってもらい、まんがによる地域の活性化、観光客の誘客の機運を醸成し、まんが王国建国を盛り上げているところ。県内でも新たなコンテンツを活用したまちづくりや、事業が生まれつつある状況である。

5 県のこれまでの取組

県では、平成24年度から「まんがコンテンツビジネスチャレンジ事業」として、まんが、アニメ等のコンテンツビジネスにチャレンジしようとする者に対して支援を実施してきた。

平成26年度は事業を見直し、まんが、アニメ等のコンテンツビジネスにチャレンジしようとするものに限定せず、コンテンツを活用する事業に対して支援を行うものとする。

※コンテンツビジネス・・・コンテンツの制作・管理・提供にかかわるビジネス

6 県内での主なコンテンツ関連の活動状況


一般社団法人山陰コンテンツビジネスパーク協議会
 産学官の協力と連携により、山陰におけるコンテンツビジネスの推進を図り、併せてコンテンツビジネスを通じた産業振興、交流振興及び街づくり等の推進を図ることにより、山陰地方の地域活性化に寄与することを目的に設立された民間団体。

 平成24年4月  設立
 平成24年10月  活動拠点となる「アルファビル(米子市)」オープン

アルファビルでは、以下の事業を展開。
 ◇オリジナルドール及び玩具のオープン工房、ショップ
 ◇デザイナーのセレクトショップ
 ◇トレーディングカードショップ
 ◇まんが工房
 ◇Tシャツデザイン企画ショップ
 ◇コンテンツ関連商品の企画・開発・販売
 ◇ポップカルチャーのイベントスペース
 ◇エンターテイメントカフェ

・とっとりなしおプロジェクト
 「二十世紀梨」をテーマにしたキャラクタ「とっとりなしお」と「二十世紀梨」をコラボレイトさせ、まんが王国PRとあわせて、鳥取の二十世紀梨のブランド、知名度を高めることを目的としたプロジェクト。

・だらず屋敷建立
 地元が生んだキャラクターを活用した情報発信拠点。

・米子映画事変
 米子の街を面でとらえ、米子中心市街地で映画を中心にしたイベントを開催。
 平成25年で3回目の開催。

・デジタルハリウッドSTUDIO米子
 地元企業の運営により、コンテンツ関連クリエーターなどを育成するデジタルハリウッドSTUDIO米子が開校。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況


<平成24年度>
 補助事業は、次の2件を採択、事業実施中。
・地域を題材にしたまんがの発刊(女神十神プロジェクト)
・子供向けの医療キャラクターの開発(プレパレーション用人形の企画)

<平成25年度>
 8月23日〜11月29日で補助事業公募中。現在4件の問合せあり。

これまでの取組に対する評価


・平成24年度の「国際まんが博」「国際マンガサミット」、平成25年度の「まんが博・乙」などの開催により、県内のコンテンツ産業振興に関する機運は高まっている状況。
一方で、企業側としては、コンテンツを活用することによる事業への効果が見えづらく、アクションを起こしずらい状況である。

・まんがコンテンツビジネスチャレンジ補助金は問合せも多く、ニーズも高い事業である一方で、コンテンツビジネスにチャレンジする事業者より、コンテンツを活用してビジネスを展開したい、既存商品の魅力向上につなげたいといった意見等が多い状況である。

財政課処理欄


 コンテンツ産業創出スキーム検討会検討会の意見を考慮し、海外展開型を計上します。需要創出については、他のマッチング支援の事業で取り組んでいただくとともに、必要であれば県版経営革新等において積極的なコンテンツ活用を促してください。
 また、コンテンツ産業振興への取り組みは、同検討会の意見を踏まえ一体として実施すべきと考えますので、コンテンツ産業拠点化推進事業を本事業に統合計上します。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 12,242 0 0 0 0 0 0 0 12,242
要求額 15,159 0 0 0 0 0 0 0 15,159

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 16,800 0 0 0 0 0 0 0 16,800
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0