現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 商工労働部の【地方創生先行型】就業支援機関機能・連携強化事業
平成26年度
2月補正予算(経済対策) 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:労働費 項:労政費 目:労政総務費
事業名:

【地方創生先行型】就業支援機関機能・連携強化事業

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商工労働部 雇用人材総室 就業支援室  

電話番号:0857-26-7225  E-mail:koyoujinzai@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 11,103千円 774千円 11,877千円 0.1人
11,103千円 774千円 11,877千円 0.1人

事業費

要求額:11,103千円    財源:国交付金 

一般事業査定:計上   計上額:11,103千円

事業内容

1 事業概要

ハローワーク米子及びよなご若者仕事ぷらざ等の就業等支援機関が入居しているイオン米子駅前店(4階)に、「レディーズ仕事ぷらざ米子」と「ミドル・シニア仕事ぷらざ米子」を移転させることにより、就業支援機関を1箇所に集約することで機関間の連携を強化するとともに、求職者窓口のワンストップ化を図る。


    これにより、利用者に応じた支援が一層円滑かつ細やかに行えることとなり、早期のマッチングと就職後の定着の向上につなげることができる。

2 事業の必要性

(1)レディーズ仕事ぷらざ(県)とハローワークマザーズコーナー(国)との一体的運営への移行

【現在の場所】
○レディーズ仕事ぷらざ米子
 米子商工会議所会館2階
○マザーズコーナー
 若者仕事ぷらざ併設のハローワーク内に設置

※マザーズコーナーが若者仕事ぷらざ併設のハローワーク内に設置された主な理由
・若者仕事ぷらざの利用対象者とマザーズコーナーの利用対象者とは重なる者(若年の育児中の者)が少なくない。
・若者仕事ぷらざ併設のハローワーク内に設置した方が、ハローワーク本体より遅い時刻(午後6時)まで利用でき、利用者にとって便利。

【現状の問題点】
・レディーズとマザーズとは、その業務内容や対象とする利用者が重なる部分が多く、求職者にとって違いがわかりにくい。
・マザーズにはキッズコーナー(託児機能)があるがレディーズにはないため、現在のレディーズは子ども連れの利用がほとんどない。
・レディーズはハローワークと離れた場所(米子商工会議所会館)にあるため、求職者がハローワークで行うべき雇用保険等の手続きに不便。

<レディーズとマザーズで重複する業務内容>
・求人情報の提供
・職業相談
・職業紹介
・就職支援セミナーの企画、実施
・各種職業訓練の紹介

【改善点】
レディーズとマザーズの業務内容を整理し、それぞれの業務分担による一体的運営により、求職者により良いサービスを提供する。

<支援体制と見直し後の業務分担>
レディーズ仕事ぷらざ
マザーズコーナー
支援員2名
(受託事業者による配置)
非常勤相談員2名
非常勤保育士1名
・職業意識啓発等カウンセリング
・職場体験講習の実施
・保育情報等の提供
・就職支援セミナーの企画、実施
・職業相談
・職業紹介
・キッズコーナーの設置、運営

<共通業務>

・求人情報の提供
・就職支援セミナーの案内
・各種職業訓練の紹介
・産休、育休に関する企業への普及啓発

<一体的運営のメリット>

・双方の業務分担により、職員は担当業務に専念しやすくなる。
・利用者の状況に応じた相互の連携が取りやすくなる。
・職員が手薄なときには相互の応援がしやすくなる。
・以上により、利用者はより良いサービスを受けることができる。

<支援の流れ>

○すぐに就職につながる者
 窓口⇒求職者登録(国)⇒求人票検索及び職業相談⇒職業相談及び職業紹介(国)

○なかなか就職につながらない者(職業意識や職業能力の不足)
 窓口⇒求職登録及び職業相談(国)⇒職業意識啓発(県)⇒就職支援セミナー、職場体験講習、職業訓練(県)⇒職業相談及び職業紹介(国)

(2)ミドル・シニア仕事ぷらざの移転
 現在は米子駅に近い別の貸しビル内に設置されており、他の支援機関との直接の連携が取りづらい。また、利用者の駐車場は少し離れた立体駐車場となり、多少だが便が悪い。
※他機関との連携は、連携先機関へ電話連絡後に相談者を向かわせるという方法で行っている。

(3)各支援機関の連携によるサービス向上
 同階には次の機関が入居することとなり、同じ場所に各支援機関が集結することで、求職者の利便が向上するとともに、支援機関同士の連携がしやすくなる。
<入居済>
 ・ハローワーク米子
 ・よなご若者仕事ぷらざ
 ・よなご若者サポートステーション
<新規入居>
 ・レディーズ仕事ぷらざ米子
 ・ミドルシニア仕事ぷらざ米子

3 事業内容

(1)各支援機関の配置
若者仕事ぷらざに併設するハローワーク(国運営部分)は動かさないこととし、県設置機関のみを次のように移動・設置する。
・若者サポートステーションとミドルシニア仕事ぷらざは新設場所に移転。
・若者仕事ぷらざとレディーズ仕事ぷらざは、若者サポートステーションがあったスペースを利用し配置を調整する。

(2)主な工事内容
【本要求に係る部分】

○建築工事
・支援窓口として他の空間と仕切るための壁を設置
・消火用スプリンクラー移設、増設
・排煙設備整備
○電気工事
・電気設備(電気配線、分電盤設置等)
・防災設備(感知器、非常誘導灯、非常照明設置等)
○空調工事
・空調機器設置、空調用配管等の整備

<新設場所工事費(単位:千円)>
工事内容
県負担
イオン負担
建築工事
5,653
1,876
7,529
電気工事
593
368
961
空調工事
1,900
0
1,900
諸経費
1,215
335
1,550
調整費
920
241
1,161
消費税
822
225
1,047
11,103
3,045
14,148

※費用負担の考え方

○イオン(区画新設に必要な最低限の工事)
 仮囲い等の仮設、既存床材解体、間仕切り壁躯体、電気幹線

○県(入居者の意向による建築内容に応じた各種工事)
 扉、内装、消防・防災関係設備、電気配線、空調設備

<既存場所の撤収・修繕等>
名称
内容
使用予算
若者仕事ぷらざ書庫・倉庫スペースの壁撤去・補修 建築工事対応
若者サポートステ−ション仕切り壁の見直し、電気配線調整 建築工事対応
ミドルシニア仕事ぷらざ原形復旧(米子駅前の貸しビル)
枠内標準事務費
概算費用40万円
レディーズ仕事ぷらざ原形復旧(商工会議所会館)
H26基金事業費
概算費用10万円

<移転経費>
若者サポートステーション、ミドルシニア仕事ぷらざに係る移転経費(専門業者発注)(既定枠内標準事務費(役務費)対応)
・事務用機器
・机、カウンター、椅子
・キャビネット類
・その他、専門業者に任せた方が良いと判断されるもの。
※概算費用30万円

<その他経費>
移転等に関する広報(広報課の広報手段も利用)
 広報チラシや就業支援員名刺の印刷 10万円程度

4 事業費

工事費 11,103千円


※工事費見積総額は14,148千円。
うち(株)イオン負担分3,045千円を除いたもの。

※イオン建物内で実施する工事は、工事の的確性や効率性の上で同建物を専属で管理する事業者へ発注するようイオン側から求められている。

5 その他

今回の要求は、国(労働局)と協議が整った米子地区だけを対象としたものだが、鳥取地区、倉吉地区についても、今後の一体的運営について国と協議を進めていくこととしている。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

11月末現在で、3つのぷらざの求職登録者から187名が就職決定しており、新規求職者数、相談者数も着実に伸びている。

これまでの取組に対する評価

開設から半年が経過し、認知度の向上とともに、丁寧な相談対応により利用者は増えており、今後も利用者の増加が期待される。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 11,103 9,103 0 0 0 0 0 0 2,000

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 11,103 9,103 0 0 0 0 0 0 2,000
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0