1 背景・目的
○バス事業者は地域の公共交通機関として、県民生活や経済活動を支えている。また、タクシー事業者も、路線バスが廃止になった地域における交通手段として重要な役割を担っている。
○軽油価格は平成20年9月以来、5年10ヶ月ぶりに高水準を記録し、バス事業者の経営を圧迫。
○また、タクシーのほとんどが使用しているLPガスも高騰し、タクシー事業者の経営を圧迫している。
○そこで、省エネ対策を一層推進し、地域公共交通の安定的な運営を進めることで、県民生活への影響を回避するため、バス事業者、タクシー事業者の、エコタイヤ導入、エコドライブ研修受講に対して補助を行う。
2 事業内容
○燃油高騰対策として、県バス協会及び県ハイヤー・タクシー協会が行う次の事業について補助金を交付する。
(1)路線・貸切バス事業者、タクシー事業者のエコタイヤ導入支援
事業者のエコタイヤ導入に対して2千円/本の助成。
(エコタイヤと普通タイヤの差額)
(2)エコドライブ研修参加
各バス事業者の運転手を対象とした実技研修の受講料を負担。
(研修内容)バスのアクセルワークやシフトチェンジのタイミングなどの実技講習
3 経費の内訳
補正要求額 2,984千円
(内訳)
県バス協会への補助金【1,904千円:定額】
○路線・貸切バス事業者のエコタイヤ導入支援
・1本あたりの助成額 2千円
2千円×600本=1,200千円
(協会会員が所有するバスの約2割分を想定)
○エコドライブ研修(1泊2日)受講料負担
・1人当たり44千円×16名=704千円
*県バス協会会員社から1名ずつ参加することを想定
県ハイヤー・タクシー協会への補助金【1,080千円】
○タクシー事業者のエコタイヤ導入支援
・1本あたりの助成額 2千円
2千円×540本=1,080千円
(協会会員が所有するタクシーの約2割分を想定)