1 事業概要
鳥取空港は、平成26年3月から東京便が5便化されたところであるが、この継続運航のためには更なる搭乗客数を安定的に確保していくことが必要である。
また、空港施設全体を魅力あるものとし、搭乗客以外の者も含めた航空便・空港の更なる利用促進を図り、地域の賑わいの拠点としていく言わば、「空の駅」化に向けて今後の機能拡充、施設整備を検討していくことも地域活性化のために重要な観点である。
このようなことから、将来に向けて鳥取空港の利活用向上のための取り組みを進めていくために必要な基礎調査を実施するもの。
2 事業内容
(1)鳥取空港(空の駅)と鳥取港(海の駅)の機能連携のあり方検討
・各施設の特色を活かした連携強化対策
・鳥取港の海の駅(マリンレジャー等の拠点)機能と鳥取空港の機能連携
・鳥取空港及び鳥取港の特性を活かした周辺圏域のあるべき姿
(2)国内線ターミナル・国際会館施設の利活用策の検討
・施設の多目的利用、国内ターミナルから国際ターミナルへの誘導方策、マリンピア賀露からの出店のトライアル実施 など
・将来計画としての国内線ターミナル(空港ビル)と国際線ターミナル(国際会館)の一体化(国内線搭乗待合室の増床、降客対応のバリアフリー化、売店の拡張等)の検討 など
(3)空港圏域各施設とのアクセスの検討
・鳥取空港とJR鳥取駅、鳥取大学前駅及びバスターミナル等の交通拠点や山陰海岸ジオパーク(鳥取砂丘、浦富海岸エリア)や智頭宿・鹿野などの観光地を結ぶ効果的な移動手段の検討 など
3 要求額
6,000千円(委託料)
4 今後のスケジュール(予定)
○26年7月 鳥取空港利活用向上検討会の立ち上げ
※構成メンバー(案):鳥取空港ビル(株)、全日空(株)、(株)食のみやこ鳥取、賀露中央海鮮市場協同組合、鳥取市、鳥取県(県土整備部、地域振興部、文化観光スポーツ局)など
○26年10月 調査開始(コンサル会社への委託)、空港装飾基本設計の作成
○同年11月 第1回中間報告(必要なものは11月補正要求へ反映)
○同年12月 第2回中間報告(必要なものは2月補正要求、当初予算要求へ反映)
○27年1月 第3回中間報告(必要なものは2月補正要求、当初予算要求へ反映)
○27年3月 最終報告書の作成、完了