(1)品質向上実証試験
【目的】
船上でのマグロ処理を充実させ、品質の向上に取り組む
【施策】
項目 | 船上凍結ブランド検証事業 |
内容 | 季節にとらわれない高鮮度なマグロ出荷を可能にするため、船上冷凍したマグロを陸上で低温保管し、採算性を検証する試験を実施する |
事業主体 | 生産者 |
補助率 | 1/2 |
要求額 | 1,411千円 |
項目 | 高品質マグロ生産試験 |
内容 | まき網漁業に対応した、船上での簡易なマグロ脱血手法を開発することにより、身に血の混ざらない高品質のマグロを生産する |
事業主体 | 県(水産試験場) |
補助率 | − |
要求額 | (1,862千円 ※一般事業で要求) |
(2)境港産クロマグロPR事業
【目的】
境港産クロマグロの魅力を伝えると同時に、資源管理の取組についても情報発信し、ブランドイメージを高める
【施策】
項目 | マグロシンポジウムの開催 |
内容 | 他漁業に先駆けて資源管理を実施しているまき網漁業について正しい理解を広めるため、学識経験者やまき網漁業者によるシンポジウムを開催し、マスコミを通じて情報発信する |
事業主体 | 境港天然本マグロPR推進協議会 |
補助率 | 1/3 |
要求額 | 140千円 |
項目 | ブロック販売促進事業 |
内容 | マグロブロック販売のPRキャラバンや市場評価の調査を実施し、高品質で買いやすいブロック販売をPRすることで、境港産クロマグロの「新たな魅力」を発信する |
事業主体 | 境港天然本マグロPR推進協議会 |
補助率 | 1/3 |
要求額 | 292千円 |
項目 | マグロPR映像制作 |
内容 | 境港産クロマグロの水揚げから調理までを撮影し、あわせてまき網の資源管理の取組等を映像でとりまとめ、消費地量販店や県HP等で公開することにより、境港産クロマグロのイメージアップを図る |
事業主体 | 県(境港水産事務所) |
補助率 | − |
要求額 | 1,107千円 |
項目 | マグロ資源地域活用推進事業 |
内容 | まぐろ感謝祭や大消費地でのPR、保育園での食育活動等を実施し、境港産クロマグロの知名度を高めると同時に、パンフレット配布により資源管理に関する取組姿勢をPRする |
事業主体 | 境港天然本マグロPR推進協議会 |
補助率 | 1/3 |
要求額 | (650千円 ※一般事業で要求(継続事業)) |
※境港天然本マグロPR推進協議会
事務局:生産者団体等
メンバー:山陰旋網漁協、三荷受、境港鮮魚仲買協同組合、(社)境港水産振興協会、境港市観光協会、名物料理をつくる会、境港商工会議所、境港市、県等
・漁獲規制に伴う今後の水揚げ減少に備え、量から質への転換を進める
・資源管理に関する正しい現状を、マスコミを通じて県内外に広く情報発信する
・境港産クロマグロのPRビデオ等により、イメージアップを図る