1 要求概要
本県の魅力を関西圏において幅広く発信し、本県に対する認知度と好感度の向上を図り、観光客や移住定住者を増加させるため、関西圏の集客力が高い施設で情報発信イベントを開催する。
関西といっても場所・地域により客層は異なることから、大きな都市『京都』『大阪』『神戸』でそれぞれのニーズに見合うイベントを行う。
2 事業背景
(1)関西圏は本県の観光客誘致にとって、非常に大きな商圏である。
観光入込客数の約32%(県外客の約46%)が関西圏から(地区別で第1位)
関西圏から本県へ訪れる観光客の観光消費額は、約613億円と推計(全体の約42%、前年比+116億円)
(2)本県の認知度や好感度向上を図る効果や宿泊誘客への効果が期待できる。
関西における本県の認知度向上の余地は大きい
「鳥取自動車道全線開通」による時間短縮のPRを推進しつつ、泊まらないと体験できないことや食せないもの等をPRし、宿泊誘客を図る必要がある。
(3)他県も関西圏でのPR活動を大変な熱意を持って実施しており、本県も積極的な取り組みをしないと埋没してしまう。
・くまモンミリオンプロジェクト等を活用したPR(熊本県)
・「おしい!広島県」をキャッチフレーズとした「全力歓迎課」によるPR(広島県)
・「高知家」をキャッチフレーズとしたPR(高知県)
など。
3 事業内容
概要:今年12月20日に神戸⇔米子便が就航するスカイマークにより交通手段が便利となる。その新たな交通手段とともに鳥取県への誘客を図る。
実施時期:平成26年夏・秋頃
場所候補:umie(神戸ハーバーランド)、兵庫県立美術館等
所要経費:5,000千円
訴求対象:観光客(飛行機、車利用者)、ファミリー層
テーマ:交通を中心としたPR
概要:1日の乗降者数63万人を誇る京都駅に隣接し、百貨店多くの商業施設が集積する京都駅ビルは、国内に限らず広く海外からの観光客も訪れる場所であり、かつ、京都駅は鳥取への直通列車『スーパーはくと』運行の始発駅であるとともに、同じ「山陰海岸ジオパーク」に認定されている京都でPRを行う。
実施時期:平成26年秋頃
場所候補:京都駅前広場
所要経費:5,000千円
訴求対象:観光客(JR利用者、外国人)
テーマ:伝統芸能
概要:今年オープンしたグランフロント大阪には集客力がある。直通列車の「スーパーはくと」一本で行けることや昨年度開通した「鳥取自動車道」で大阪⇔鳥取間が約2時間30分と「身近な鳥取県」をPRし誘客を図る。
実施時期:平成26年夏休み平日頃
場所候補:グランフロント大阪
所要経費:5,000千円
訴求対象:関西一円
テーマ:自然豊かな鳥取県
4 所要経費
合計:15,000千円(前年度:13,344千円)
(内訳)
・『兵庫』でのイベント 5,000千円
・『京都』でのイベント 5,000千円
・『大阪』でのイベント 5,000千円