(1)販路開拓コーディネート事業(県産品の販路拡大・開拓)〔販路開拓コーディネーター2名を設置(継続)〕
【要求額11,577千円 (H25予算額 11,992千円)】
県内事業者の商品を関西で販路開拓に耐えうる商品へ向上(ブッシュアップ)するための支援や、関西圏での定番商品化を進めて県産品の販売促進を図る。(販路開拓相談・商品相談、マッチング等は随時実施)
ア 「商品クリニック」の実施(県内で2回 5月、11月)
関西のバイヤー、商工会議所・食品開発研究所職員を講師に、県内事業者の商品改良及び経営改善等について助言等を行い、「出来た商品」から「売れる商品」作りを目指す。
イ 営業研修の実施(県内で1回)
ウ 関西本部主催「定期商談会」の実施(2回 7月、2月)
県内事業者の商品を関西のバイヤー等に売り込むため、関西本部主催の定期商談会を実施する。
・県内事業者20社/回程度の出展と、関西バイヤー50社以上の出席を予定
・事務の軽減のため、一部業務委託を検討
エ 関西での同行営業
県内事業者と関西バイヤーへ同行営業し、実地経験を積んでいただき営業スキルの向上を支援する。
→県内事業者の営業の自立を目指す。
オ 関西のバイヤーの県内事業者案内
県産品の取扱いを検討している関西バイヤーに対して、販路開拓コーディネーター等が同行して県内事業者への案内を行い商談を行う。
カ 積極的な情報の提供・情報発信
・県内事業者の商品相談、同行営業の参加を促す。
・関西バイヤーへの情報発信(広告掲載)により、新たな関西バイヤーの発掘を行う。
キ 商工会等の商談会への県内事業者の参加支援
・販路開拓コーディネーターのアテンド等による県内事業者のフォローや、商談会の募集段階での情報提供(メルマガ、商工会等)
ク 民工芸品に関する情報発信・販路拡大
・百貨店等での伝統工芸展への参加支援及び和紙展・弓浜絣展や陶芸展等の開催を支援
(2)「食のみやこ鳥取県」に関する情報発信及び、関西における流通情報の収集及び情報発信
県産農畜水産物などの食材、加工品等を関西圏へPRする。
ア 鳥取県フェアなどでの情報発信・販路開拓
・鳥取県フェア(百貨店・量販店・ホテル等)開催支援:近鉄百貨店、阪急百貨店などの主要店、新規店
・観光PRイベント等に連動して情報発信、販路開拓を行う。
イ 県産農畜水産物の情報発信・消費拡大
・すいか、二十世紀梨、松葉がに等、旬の食材のPRを行う。
・JAグループ、漁業団体及び卸売会社等との連携により、一般消費者を対象とした農畜水産物のPR(試食宣伝販売、初販売式、食べ方教室など)を行う。
ウ 農畜水産物に関する関西消費地情報の産地フィードバック
・市場情報の収集・発信
・消費者情報の収集(モニター販売、試食販売等)・発信
・農水産物の市場流通統計情報の発信
・小売店・量販店等での小売価格調査・発信(二十世紀梨)
エ 販路開拓・商談会情報、イベント情報等を県内に発信
・市場開拓情報(DB)
・関西本部メールマガジン
・関西本部ホームページ
・県人会報、各種会議・会合等での発信等
(3)メイドインとっとり見える化推進事業
〔販路開拓コーディネーター1名を設置(H25緊急雇用を一般財源へ)〕
【要求額7,328千円 (H24予算額 6,848千円)】
関西における県産品のファン(消費者)を増やして消費拡大を図るため、常時県産品を買うことができるインショップの販売促進・開設、食育の実施に取り組む。
ア インショップ(県産品をまとめて販売するコーナー)の販売促進、新規開拓
〔共通内容〕
・販売PRの実施(試食販売、着ぐるみPR)
・チラシ、HP、メルマガ、県人会等での情報発信
・媒体広告など
〔個別内容〕
(ア)ピーコックストア千里中央店「トリピーショップ」
・商品の試食販売を毎月2回×各2日間 実施
・イベント企画(2回×2日間)
(イ)いしはら商店「鳥取チャレンジコーナー」
・新商品のモニター販売、商品開発助言等(委託)
・試食販売等PRイベントの実施
(ウ)あべのハルカス近鉄本店「鳥取特集コーナー」
:別途要求
(エ)新規インショップ(H26年度1店舗)
・オープニングセレモニー
・試食販売等PRイベントの実施
イ 食育の実施
・県産品の食育(食べ方、産地情報提供など)
(あべのハルカス分は別途要求)
・JA等団体主催の食育への協力(学校、保育園等)
・関西事業者主催の食育への協力
ウ その他
・「関西で買える鳥取県産品リスト」の作成
・小規模な鳥取県フェアにおける県産品PR(量販店等)
(新規)
(1)メイドインとっとり見える化推進事業の販路開拓コーディネーター(1名)の要求〔緊急雇用→一般財源へ〕
(2)メイドインとっとり見える化推進事業の販路開拓コーディネーター(1名)のインセンティブを要求
(現行) 無し
(要求)300千円/人・年 インッショップ店舗で、県内事業者の商品が定番商品となった場合
(3)定番商品にならなかった商品の問題点の把握と県内事業者へのフィードバック
(4)関西バイヤー等への情報発信(広告掲載)
(食品卸向け) :食品卸専門誌
(飲食・外食産業向け):大阪外食産業協会機関誌
(1)県産品の定番商品の増加
販路開拓コーディネーターが設置されて7年目で、その活動とともに関西で取り扱われる県産品が増加している。
(2)出来た商品を売るから、売れる商品作りへ
関西での販路開拓のためには、買っていただける商品の提供が必要であり、そのためには商品力の向上が必要。
(3)県内では多様な商品が誕生
農商工連携、第6次産業の進展及び建設業からの参入等、新しい商品が誕生している。(例:竹するめ、白ねぎ酢、梨フルーツらっきょう、リゾットの素 など)
(4)関西圏での鳥取県ファン(消費者)の増加が必要
関西圏は、本県の加工品、農畜水産物の重要な販売先であり、いつでも県産品を買える店(インショップ)の展開や、食育等による鳥取県ファン(消費者)の増加は本県の重要な課題である。