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平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:総務管理費 目:県外事務所費
事業名:

「あべのハルカス」での鳥取PR事業

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総務部 関西本部 販路開拓チーム  

電話番号:06-6341-1988  E-mail:kansai@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 13,564千円 5,417千円 18,981千円 0.7人 0.2人 0.0人
26年度当初予算要求額 16,977千円 5,417千円 22,394千円 0.7人 0.2人 0.0人
25年度当初予算額 3,000千円 794千円 3,794千円 0.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:16,977千円  (前年度予算額 3,000千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:13,364千円

事業内容

1 目的

本県の観光客誘致や販路開拓にとって、非常に大きな商圏である関西圏において、本県の観光や食に関する魅力を幅広く発信し、本県に対する好感度の向上を図り、観光客数を増加させ、また県産品の販路拡大を図るため、平成26年3月7日にグランドオープンする日本一のビル「あべのハルカス近鉄本店」を活用して、さらなる連携事業を実施する。

2 事業実施の背景等

「あべのハルカス」の核テナント近鉄百貨店は、代表取締役の飯田圭児氏に「とっとりふるさと大使」を委嘱するなど、本県とゆかりがあり、旬のスポットで多くの来場者が期待できる「あべのハルカス」を活用することは、本県のPRにおいて非常に効果的である。また、近鉄百貨店側からも本県のPRについて格段のご配慮をいただいている。平成25年度一部オープン後、県産加工品を集めた「鳥取特集コーナー」のPR、料理教室・レストラン連携・試食宣伝販売などの旬の食材PRや、「全国都市緑化フェア」などの観光PRを行ってきた。平成26年度は年間を通じて毎月鳥取県の露出を行い、本県の観光PR等の誘客促進イベントや、県産加工品、旬の食材のPR、商品提案などを継続して実施していく。

    (1)関西圏は本県の観光客誘致にとって非常に大きな商圏

    観光入込客数の約32%(県外客の約46%)が関西圏から(地区別第1位)で、関西圏から本県を訪れる観光客の観光消費額は、約613億円と推計(全体の約42%、前年比+116億円)

    (2)本県主要農産物の約5割が関西圏に出荷

    本県主要農産物(梨、すいか、らっきょう、白ねぎ、ブロッコリー)の関西圏への出荷量は約1万5千トン(全体の約52%)、販売額は約42億円(全体の約52%)で、本県にとって重要なマーケットである。

    (3)本県の認知度や好感度向上を図る効果や宿泊誘客への効果を期待

    関西における本県の認知度向上の余地は大きく「鳥取自動車道全線開通」による時間短縮PRを推進しつつ、泊まらないと体験できないことや食せないものなどをPRし、宿泊誘客を図る必要がある。

    (4)他県も関西圏でのPR活動ど大変な熱意を持って実施しており本県も積極的な取組を行わないと埋没してしまう。

    ・くまモンミリオンプロジェクト等を活用したPR(熊本県)

    ・「おしい!広島県」をキャッチフレーズにした「全力歓迎課」によるPR(広島県)

    ・「高知家」をキャッチフレーズにしたPR(高知県)

3 事業内容

1 本県の観光関連PR
(1)鳥取県WEEK事業 (要求額 7,924千円)

・時期 夏から秋に4日程度

・場所 「こもれび広場」(あべのハルカスウイング館8階)又は「HOOP前広場」(あべのハルカス南側施設)

・内容 ふるさと大使によるとっとりPR

     ゆるキャラPR

     とっとりゆかりの方によるPR

     フォトロケーション など

(2)街ステーション活用事業 (要求額 2,463千円)

・時期 毎月2回実施

・場所 あべのハルカス5〜9階にある街ステーションのいずれか

・内容 月1回を県主催、残り1回を市町村・団体主催で実施

     観光PR、民工芸体験、移住を見据えた本県PR等

(3)Q’sモール連動鳥取県魅力発信イベント

                     (要求額 4,300千円)

・時期 平成26年8月、12月 各1日

・場所 「こもれび広場」(あべのハルカスウイング館8階)

     「Q’sモール内催事場」(大阪市阿倍野区阿倍野筋)

・内容 ふるさと大使によるとっとりPR

     ゆるキャラPR

     とっとりゆかりの方によるPR など

2 本県の販路開拓等のPR  (要求額 2,290千円)

(1)「鳥取特集コーナー(B2)」での販売促進

 ・特設コーナーでの試食販売(1週間×5回)

(2)「鳥取県フェア」でのPR〔物産展〕

 ・〔新〕B2、9Fで実施する「鳥取県フェア」でのPR 

(3)旬の鳥取県食材のPR

 ・〔新〕「街ステーション(B2)」を活用した旬の食材食べ方教室

  (らっきょう漬け方、野菜、県産魚の食べ方など)

 ・旬の食材の試食宣伝販売(すいか、二十世紀梨等)

 ・〔新〕「産直販売」の実施(他のイベントとの連動) 

 ・近鉄米「おまちかね」の販売PR 

(4)館内レストランでの県食材PR

 ・〔新〕すいか又は二十世紀梨フェアでのPR(JA全農とっとり事業との連携)

 ・レストランへの県産食材の提案

(5)近鉄百貨店への商品提案

 ・外商カタログ、お中元・お歳暮カタログへの商品提案

 ・「鳥取特集コーナー」等への商品提案

 ・関西本部主催商談会への招待

 ・KITASへの商品提案 など

(6)その他

 ・観光イベントと連動したPR

 ・チラシ、関西本部メルマガ、HP、県人会などへのPR

4 要求額


(1)観光関連PR     14,687千円
(2)販路開拓等のPR   2,290千円
(3)合計          16,977千円
(前年度予算額 23,824千円(うち当初3,000千円))

これまでの取組と成果

これまでの取組状況


1 本県の観光関連PR
(1)グランドオープン記念イベント
  ・日程、場所、内容等は今後調整

(2)レストラン街との連携による県産品PR
  ・レストラン街と「鳥取特集コーナー」とを連動し、本県産品のプレゼント企画を実施(8月1日から8月7日)

(3)街ステーション等における展示物等を用いたPR
  ・因州和紙での折り紙、フォトロケーション、(弓浜絣)糸紡ぎ体験、松葉がに、「温泉」(予定)等、本県の民工芸品・食・観光PRを実施

2 本県の販路開拓等のPR
(1)「鳥取特集コーナー(B2)」での販売促進
  ・特設コーナーでの試食販売(8月29日から9月4日、年度後半)
  ・「おまちかね」試食販売との連動PR(10月24日から30日)
  ・街ステーションイベント時の連動PR

(2)旬の県食材のPR
  ・旬の食材試食宣伝販売(すいか、二十世紀梨、白ねぎ、松葉がに)
  ・「鳥取県松葉がにの日」フェア(11月20日から24日) 
  ・近鉄米「おまちかね」のPR:産地視察(7月)、収穫(10月)、試食販売(10月24日から30日)

(3)関西有名シェフによる料理教室
  ・「キッチンスタジアム」での料理教室(2月から3月の期間3回予定)
  
(4)館内レストランでの県食材PR
  ・鳥取県の旬の食材現地取材(11月18日から19日)
  ・「あまから手帖」との連携による館内レストランでの本県食材PRイベント(2月予定)

(5)近鉄百貨店への商品提案
 ・法人外商で「鳥取ウオーター7年保存水」が大阪市に採用
 ・お歳暮カタログへの商品採用(10商品)
 ・「鳥取特集コーナー」への商品提案(随時)
 ・近鉄バイヤーの鳥取県への視察案内(10月29日)
 ・関西本部主催商談会への招待(8月7日、2月予定)
 ・KITASへの商品提案 など

(6)その他
 ・「街ステーション」での観光イベントと連動したPR
 ・チラシ、関西本部メルマガ、HPなどでのPR
 ・近鉄百貨店からの情報収集(適宜)

これまでの取組に対する評価


・平成25年6月の一部オープンの以降、鳥取県の観光と食に関するPRイベント等を精力的に実施してきた。
 PRは一過性のものでは効果が低いため、今後も、継続したPRを行っていく必要がある。
 これまでの取組によって、近鉄百貨店との信頼関係が徐々に向上しつつあると思われるが、今後、さらなる関係強化が必要。  

・本県産旬の食材のPRに関して、例えば二十世紀梨の試食販売を行った結果、1日100ケース(5kg箱)を超える販売となり、また、お米は予定数量が完売するなど、消費者への直接PRは販売効果が高く、有効な取組であった。
 近鉄百貨店としても、今後もPR企画の要望をいただいた。

・本県の取組に対して、近鉄百貨店のご配慮をいただき、平成25年6月に「鳥取特集コーナー」を設置していただいた。
 特設コーナーの試食販売は、要望や近鉄百貨店が求める業者の実施など場所の予約が取りにくい状況であり、担当者との情報を密にして次回以降の場所確保と実施に向けて取り組む必要がある。
  
・継続した商品提案を行っており、お歳暮での採用や、法人向けに大口の採用を頂けた。(鳥取ウオーター7年保存水)
 県内視察等も行っており、今後の採用が期待される。

財政課処理欄


 イベント回数、日数等について精査しました。
 また、試食販売を実施する事業者への補助については、他部局事業の活用を検討して下さい。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 3,000 0 0 0 0 0 0 0 3,000
要求額 16,977 0 0 0 0 0 0 0 16,977

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 13,364 0 0 0 0 0 0 0 13,364
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0