「あべのハルカス」の核テナント近鉄百貨店は、代表取締役の飯田圭児氏に「とっとりふるさと大使」を委嘱するなど、本県とゆかりがあり、旬のスポットで多くの来場者が期待できる「あべのハルカス」を活用することは、本県のPRにおいて非常に効果的である。また、近鉄百貨店側からも本県のPRについて格段のご配慮をいただいている。平成25年度一部オープン後、県産加工品を集めた「鳥取特集コーナー」のPR、料理教室・レストラン連携・試食宣伝販売などの旬の食材PRや、「全国都市緑化フェア」などの観光PRを行ってきた。平成26年度は年間を通じて毎月鳥取県の露出を行い、本県の観光PR等の誘客促進イベントや、県産加工品、旬の食材のPR、商品提案などを継続して実施していく。
(1)関西圏は本県の観光客誘致にとって非常に大きな商圏
観光入込客数の約32%(県外客の約46%)が関西圏から(地区別第1位)で、関西圏から本県を訪れる観光客の観光消費額は、約613億円と推計(全体の約42%、前年比+116億円)
(2)本県主要農産物の約5割が関西圏に出荷
本県主要農産物(梨、すいか、らっきょう、白ねぎ、ブロッコリー)の関西圏への出荷量は約1万5千トン(全体の約52%)、販売額は約42億円(全体の約52%)で、本県にとって重要なマーケットである。
(3)本県の認知度や好感度向上を図る効果や宿泊誘客への効果を期待
関西における本県の認知度向上の余地は大きく「鳥取自動車道全線開通」による時間短縮PRを推進しつつ、泊まらないと体験できないことや食せないものなどをPRし、宿泊誘客を図る必要がある。
(4)他県も関西圏でのPR活動ど大変な熱意を持って実施しており本県も積極的な取組を行わないと埋没してしまう。
・くまモンミリオンプロジェクト等を活用したPR(熊本県)
・「おしい!広島県」をキャッチフレーズにした「全力歓迎課」によるPR(広島県)
・「高知家」をキャッチフレーズにしたPR(高知県)
1 本県の観光関連PR
(1)鳥取県WEEK事業 (要求額 7,924千円)
・時期 夏から秋に4日程度
・場所 「こもれび広場」(あべのハルカスウイング館8階)又は「HOOP前広場」(あべのハルカス南側施設)
・内容 ふるさと大使によるとっとりPR
ゆるキャラPR
とっとりゆかりの方によるPR
フォトロケーション など
(2)街ステーション活用事業 (要求額 2,463千円)
・時期 毎月2回実施
・場所 あべのハルカス5〜9階にある街ステーションのいずれか
・内容 月1回を県主催、残り1回を市町村・団体主催で実施
観光PR、民工芸体験、移住を見据えた本県PR等
(3)Q’sモール連動鳥取県魅力発信イベント
(要求額 4,300千円)
・時期 平成26年8月、12月 各1日
・場所 「こもれび広場」(あべのハルカスウイング館8階)
「Q’sモール内催事場」(大阪市阿倍野区阿倍野筋)
・内容 ふるさと大使によるとっとりPR
ゆるキャラPR
とっとりゆかりの方によるPR など
2 本県の販路開拓等のPR (要求額 2,290千円)
(1)「鳥取特集コーナー(B2)」での販売促進
・特設コーナーでの試食販売(1週間×5回)
(2)「鳥取県フェア」でのPR〔物産展〕
・〔新〕B2、9Fで実施する「鳥取県フェア」でのPR
(3)旬の鳥取県食材のPR
・〔新〕「街ステーション(B2)」を活用した旬の食材食べ方教室
(らっきょう漬け方、野菜、県産魚の食べ方など)
・旬の食材の試食宣伝販売(すいか、二十世紀梨等)
・〔新〕「産直販売」の実施(他のイベントとの連動)
・近鉄米「おまちかね」の販売PR
(4)館内レストランでの県食材PR
・〔新〕すいか又は二十世紀梨フェアでのPR(JA全農とっとり事業との連携)
・レストランへの県産食材の提案
(5)近鉄百貨店への商品提案
・外商カタログ、お中元・お歳暮カタログへの商品提案
・「鳥取特集コーナー」等への商品提案
・関西本部主催商談会への招待
・KITASへの商品提案 など
(6)その他
・観光イベントと連動したPR
・チラシ、関西本部メルマガ、HP、県人会などへのPR