現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 福祉保健部の森のようちえん等に対する運営費助成モデル事業
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:民生費 項:児童福祉費 目:児童福祉総務費
事業名:

森のようちえん等に対する運営費助成モデル事業

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福祉保健部 子育て応援課 保育・幼児教育担当  

電話番号:0857-26-7150  E-mail:kosodate@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 24,861千円 0千円 24,861千円 0.0人 0.0人 0.0人
26年度当初予算要求額 24,861千円 0千円 24,861千円 0.0人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 0千円 794千円 794千円 0.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:24,861千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

政策戦略査定:計上   計上額:24,861千円

事業内容

1 事業内容

(1)運営助成事業

     自然・地域のフィールドを活用して野外(園外)保育等を行う事業について、新しい認証制度(鳥取型)の創設を検討するため、モデル事業を実施する。
    【実施主体】 県
    【補助額】   3/4   
    【基準素案】 ※ドイツの森の幼稚園制度等を参考に作成予定
    事業主体民間事業者(NPO、任意団体、個人)
    利用定員1グループは最大20人
    利用年齢3歳児〜就学前児童
    (一定条件の下、年度途中に満3歳となる児童も対象)
    職員配置1グループには最低2人以上の職員を配置
    (1グループ15人を超える場合は、更に1人の職員配置を推奨)
    ※必要資格、研修受講等の要件を検討
    施設基準・複数のフィールドがあること
    ・休憩用の施設(建物)があること など

    ※現在、アドボケイトプランニングで官・民協働で「森のようちえん」に関する認証制度の検討事業(H25〜H26)を行っており、その中で、当該モデル事業の効果検証等を行い、鳥取発の新しい認証制度の創設を目指す。

    (2)効果研究事業
     自然・地域のフィールドを活用して野外(園外)保育等を行うことが、幼児の発達にどのような影響を及ぼすか研究する。
    【委託先】 鳥取大学地域学部地域学研究科
    【研究内容】
     県内の森のようちえん等及び認可幼稚園の入所児童の発達について、児童の身体性、精神性、知性、社会性の観点から調査を行い、自然を活用した保育事業の効果を検証する。
    【研究期間】 平成26年度〜平成28年度
    (3)視察事業
     現在、アドボケイトプランニングで官・民協働で認証制度の検討事業(H25〜H26)を行っており、平成26年度の仕組・基準作りの検討に当たって、制度が確立されているドイツ等の先進国の視察を実施する。

    (参考)
     森のようちえんは、1950年代デンマークで発祥したといわれている。親たちの自主的な活動から始まった「森のようちえん」は、その後ドイツに広がり、公的な保育制度として確立している。現在でも園舎をもたない森のようちえんがある一方、一般の保育園が森のようちえんを併設しているところもある。また、義務教育でも森のようちえんの活動が評価され、カリキュラムの中に取り入れられている。

2 要求額

(1)運営助成事業   21,861千円
ア モデル単価(補助事業)
 職員が1グループに最低2名必要なことから基本基準額を2人分の指導員の人件費相当額とする。
 なお、利用児童数によって更に1名配置する場合は、基本基準額の1/2を加算する。
 ●基本基準額:1,782千円×3/4×2人=2,673千円

※非常勤職員月額148,500円(国単価)を使用
  
入所児童は、必ずしもフィールドのある市町村の児童とは限らず、広域からの入所であるため、県の直接補助とする。
(人件費の3/4相当を補助する)

 ●資格加算額:25,000円×12月×3/4=225千円

※保育士又は幼稚園教諭の資格を有する者に対し加算

イ 補助対象予定施設 6施設7グループ
  有資格者   14名
 ●基本基準額 2,673千円×7=18,711千円
 ●資格加算額 225千円×14=3,150千円  
 
(2)効果研究事業   3,000千円(H26〜H28の総額)
 ※研究期間はH26〜H28の3年間として、総額3,000千円(債務負担行為設定)で委託

(3)視察事業 (標準事務費で対応)

3 目的・背景

 鳥取県では、平成21年に智頭町で「森のようちえんまるたんぼう」が開設され、その後広がりを見せている。
 特に、「まるたんぼう」はメディアに取り上げられたこともあり、県外からの通園や、移住者もある。
 多様な保育・幼児教育が求められ、また、自分で考え決定できる力を付ける必要性がいわれる中、野外保育等における子どもの発達を支援するため、県独自に新しい認証制度の創設を検討するもの。

※なお、従来の森のようちえん事業に対する補助金(「森林の癒し活用事業費補助金」(森林づくり推進課所管)は、平成25年度で終了。

工程表との関連

関連する政策内容

待機児童ゼロ(年度当初)の継続

関連する政策目標

子育てに不安な保護者の相談や支援に応じられるよう保育所、幼稚園、児童館、地域子育て支援センター等の地域の子育て支援拠点を充実させる。


財政課処理欄


 こども未来基金を充当します。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 24,861 0 0 0 0 0 0 0 24,861

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 24,861 0 0 0 0 0 0 22,374 2,487
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0