現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 未来づくり推進局の鳥取方式の芝生化促進事業
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

鳥取方式の芝生化促進事業

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未来づくり推進局 鳥取力創造課 鳥取力づくり担当  

電話番号:0857-26-7248  E-mail:tottoriryoku@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算要求額 25,476千円 3,870千円 29,346千円 0.5人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 18,177千円 7,944千円 26,121千円 1.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:25,476千円  (前年度予算額 18,177千円)  財源:単県 

事業内容

1 目的

(1)次世代を担う子どもたちをはじめ、より多くの県民が芝生を楽しめる環境を整備し、県民の健康・健全な生活を導く。

    (2)「鳥取方式」の芝生化は、知識・ノウハウを保有するNPOと県民・行政が連携する「協働」のモデル的事例であるため、これを推進して「協働」の取組の拡大を図る。
    (3)「鳥取方式」の芝生化は、画期的な芝生化手法として全国から注目されており、芝生化の先進地として全国にPRして鳥取県の認知度向上を図る。

    (参考)
    ○鳥取方式の芝生化の特徴
    方 式
    特    徴
    用 途
    鳥取方式●安価、維持管理が容易→使用者が施工管理
    ●成長が早くて養生が不要
    ●NPO、利用者(地域)、行政が連携して取り組む
    保育所、幼稚園、学校、スポーツグラウンド等
    従来型●高価、維持管理が難しい→専門業者が施工管理
    ●成長が遅く長い養生期間が必要
    庭園、ゴルフ場等
    ※ 校庭・園庭等のグラウンドを芝生化することで、屋外活動の推進による体力増強、子どもの情緒安定、温暖化緩和等の効果があると言われている。

2 課題と対応方針

鳥取方式の芝生化を進めるにあたり、
(1)「鳥取方式」への理解不足、または芝生化への理解不足
(2)発達段階(幼稚園・保育園・小学校)での芝生化の推進
(3)県として総合的な芝生化推進(全庁的な理解の推進)
などが課題となっている。これに対応するため、以下のような方針により課題解決を図る。

課   題
対   応
H26予算
●「鳥取方式」及び芝生グラウンドへの理解不足
 高価、手間がかかる等のイメージ
○芝生化の効果や具体的な事業化手法等を広く県民等に紹介する。
○行政、学校等の関係者とともに、利用者である子どもや保護者等をターゲットとした説明会、PRイベントを開催
3−(1)
●保育所・幼稚園の芝生化
  一定の実績はあるが不十分(芝生化率:45%)。芝生化を後押しする支援が必要。
○補助事業を継続
○保育所・幼稚園のニーズにきめ細かく対応するため、情報提供を促進。
3−(2)ア、ウ
●小学校の校庭芝生化
  進んでおらず不十分(芝生化率22%)芝生化を後押しする支援が必要(H27年度目標モデル校数:12)
○補助事業を継続
○体育協会との連携により支援制度を充実
3−(2)イ、ウ
●県としての総合的な芝生化推進 芝生化事業全体をとりまとめて協働の取組を推進することが必要○庁内プロジェクトチームで引き続き芝生化を促進
○県有施設の芝生化促進
3−(3)、(4)
※H26予算欄は、以下「3 事業内容及び事業費内訳」の該当項目を示す。

3 事業内容及び事業費内訳

(1)全国・県内への情報発信、普及啓発(継続)
                  ・・・・・【708千円】(708千円)
 (継続)鳥取方式の芝生化を促進するイベント等の開催
 ・目的 全国に鳥取方式の芝生化をPRするとともに、県内における取組促進の契機とする。
 ・経費 708千円(H26より全額補助金へ)
 ・時期 平成26年秋ほか
 ・内容 芝生化地視察、事例発表、パネルディスカッション等
 ・実施主体 鳥取方式の芝生化全国サポートネットワーク

(2)芝生化の支援(改正継続)
 ・・・・・【23,432千円】(16,246千円)
 保育所・幼稚園及び小学校を対象に、鳥取方式の発祥の地にふさわしい芝生化に取り組むものの支援を行う。
 ア.(継続)保育所・幼稚園の芝生化補助
  @1,000千円×5園=5,000千円 (補助率:10/10)
 イ.(改正継続)小学校校庭芝生化モデル創出補助
  @3,500千円×5校=17,500千円 (補助単価:500円/m2)
  (前年度3校→要望が多いため 5校分を要求)
 ウ.(継続)保育所・幼稚園・小学校への指導助言
  ○NPO法人グリーンスポーツ鳥取(GST)に委託(10箇所) 
   932千円

(3)庁内プロジェクトチームでの芝生化促進等(継続)
             ・・・・・【600千円】(600千円)

(4)県施設での芝生化の推進(継続)
             ・・・・・【376千円】(363千円)
 GSTと連携して県施設での芝生化に積極的に取り組む(初期投資、維持管理費を含めて最適な芝生化導入手法を検討)。
  ○GSTに委託(新規施設の現地調査経費) 376千円

(5)標準事務費 ・・・・・【360千円】(260千円)

※【】内はH26要求額、()内は前年度予算額



これまでの取組と成果

これまでの取組状況


●平成21年9月補正予算
 緊急的に取り組む必要のある普及啓発に取り組むとともに、県施設が率先して芝生化に取り組む体制を整えた。
●平成22年度当初予算
 保育所・幼稚園の園庭芝生化の支援及び小学校の校庭芝生化モデル事業に取り組むこととした。
●平成22年度9月補正予算
 鳥取方式の芝生化を全国に展開するための組織の立上げを支援した。
●平成23年度当初予算
 前年度に引き続き幼稚園保育園、小学校の芝生化及び広報、プロジェクトチームによる全庁的芝生化促進に取り組んだ。
●平成24年度当初予算
 補助対象者について、市町村・施設設置者に追加して維持管理団体(保護者、地域関係者等で構成する実行委員会組織)を認め、柔軟に事業化に対応できる制度とした。
●平成25年度当初予算
 前年度に引き続き幼稚園保育園、小学校の芝生化及び広報、プロジェクトチームによる全庁的芝生化促進、鳥取方式の芝生化全国サポートネットワーク等による広報活動に取り組んだ。

これまでの取組に対する評価


【幼稚園・保育園の芝生化】
 平成22年度:37園、平成23年度:28園、平成24年度:2園
 平成25年度:2園
 芝生化率は45%となり一定程度広がった。しかし、芝生の園庭で生活できる子どもは半数に満たず、さらに園庭の芝生化を促進する必要がある。

【小学校の芝生化】
 平成22〜23年度は、補助金の申請実績はなかったが、平成24年度は2校、平成25年度も2校が補助金を活用して全面芝生化を実施した。さらにモデル校を創出し、他校への波及を図る必要がある。

【啓発・PR】
 県庁内においてNPO法人との連携のもと芝生化促進に取り組む体制は構築されつつあるが、特に市町村・教育現場における理解にばらつきがあるため、啓蒙活動による理解促進が必要。

工程表との関連

関連する政策内容

鳥取方式による園庭・校庭等の芝生化の推進、全国へのPR

関連する政策目標

県内幼保園庭、小学校校庭の鳥取方式による芝生化





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 18,177 0 0 0 0 0 0 17,917 260
要求額 25,476 0 0 0 0 0 9 25,116 351