現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 生活環境部の大山オオタカの森保全事業
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

大山オオタカの森保全事業

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生活環境部 西部生活環境局 生活安全課動物・自然公園係  

電話番号:0859-31-9320  E-mail:seibuseikatsukankyo@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算要求額 2,925千円 774千円 3,699千円 0.1人 0.1人 0.0人
25年度当初予算額 1,385千円 794千円 2,179千円 0.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:2,925千円  (前年度予算額 1,385千円)  財源:単県 

事業内容

1.事業概要

当該森林を自然保護意識の啓発や自然とのふれあいの場として活用し、施設及び森林の維持管理を実施する。

2.背景・目的

オオタカの営巣地を守るため、県が森を取得。(平成13年:104.5ha)

     「鳥取県立大山オオタカの森の保全に関する条例」に基づき、県民との協働により豊かな自然環境を貴重な財産として将来に継承し、環境立県の象徴として保全するもの。

3.事業内容・所要経費

事業内容
平成26年度
平成25年
平成24年度
オオタカの森協議会の実施
・オオタカの森保護員、地元関係者等
-
156
156
森林内の維持管理委託
・観察路等の草刈、点検、看板清掃(債務負担で3年契約)
・営巣環境整備(営巣に適する環境を作るための森林施業)
※農山漁村地域整備交付金(1/2補助:林野庁)
2,925
295

2,630
1,229
229

1,000
2,895
229

2,666
標準事務費
416
合計
2,925
1,385
3,467

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・平成13年に県が土地を取得後、条例の設置、観察路等の整備を行い、平成18年から計画的にオオタカの営巣環境に適した森林整備を継続実施している。
・平成23年度にモニタリング調査を実施した。
・オオタカの繁殖活動記(2月〜9月)に特に配慮したスケジュールや内容で事業を実施。

これまでの取組に対する評価

・近年営巣が確認されていなかったが、平成22年度には営巣、繁殖、巣立ち(2羽)を確認し、森林整備の結果、営巣可能な樹林環境を維持していると評価できた。
・また、平成23年度のモニタリング調査においても生息が確認されるとともに、これまでの森林整備の成果が具体的に評価された。

・希少な野生生物の生息に配慮した森林管理(整備と調査)を実施している事例は全国にも少なく先進的。今後の計画的循環管理に期待される。

・自然保護意識の啓発の場等としてのPRも重要となるが、オオタカの生息に配慮しない多数の利用は禁物で、保護と利用のバランス調整が難題。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,385 500 0 0 0 0 0 0 885
要求額 2,925 1,315 0 0 0 0 0 0 1,610