事業名:
中部発!やらいや タケノコビジネス支援事業
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農林水産部 中部農林局 林業振興課振興担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
26年度当初予算要求額 |
1,211千円 |
774千円 |
1,985千円 |
0.1人 |
0.0人 |
0.0人 |
25年度当初予算額 |
1,180千円 |
794千円 |
1,974千円 |
0.1人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:1,211千円 (前年度予算額 1,180千円) 財源:単県
事業内容
目的
タケノコ生産・販売をニュービジネスとして定着・拡大する取組みを進め、農林家の所得向上を図る。
内容
区分 | 内容 | 要求額(千円) |
タケノコ栽培技術力の向上 | ・「やらいや!タケノコ栽培塾」の開催(3回/年の実施)
1 タケノコ栽培技術と竹林管理
2 竹林の伐採技術
3 タケノコの集荷・加工・販売対策
・栽培士等の各竹林に応じた現地指導
・「とっとりタケノコ栽培士」の技術力向上研修(「全国竹の大会」への参加) | 561 |
タケノコ栽培PR | ・タケノコ栽培モデル団地(たけのこの郷(仮称))の設定
・たけのこの郷(仮称)へのPR看板の作成設置 | 500 |
タケノコ栽培の集約化 | ・所有者が自ら管理できない竹林を登録し、タケノコ生産者に管理委託するシステムのPRチラシの作成 | 150 |
背景
竹林所有者や流通・消費関係者により「中部とっとりタケノコ振興会」が発足した結果、タケノコの収穫量が増加し、品質も向上している。
また、平成24年度以降、県内の学校給食用としての県内産タケノコの使用量も増加しているが、まだ需要量全てをまかなうことができていない。
さらに、他県の学校給食用、一般小売店等のニーズは強く、よりいっそうタケノコの収穫量を増加させるために、以下の取組みを行う必要がある。
●毎年安定してタケノコを収穫するための栽培技術の普及
●一定の技能を有するタケノコ栽培士の養成と、栽培士によるタケノコ栽培技術の普及・拡大
●モデル竹林をエリア拡大したシンボリックな「たけのこの郷(仮称)」によるタケノコ栽培PRの強化
●所有者が自ら管理できない放置竹林と熱意あるタケノコ生産者とのマッチングの支援
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
●「やらいや!タケノコ栽培塾」の開催により、過去5回の栽培塾に延べ57名が参加した。
●放置竹林所有者、竹林整備できる者、整備後の竹林を管理できる者とのマッチングを図り、適正なタケノコ栽培林であるモデル竹林を整備した。
●「中部とっとりタケノコ振興会」の設立と、集荷するタケノコの規格設定を指導した。
●とっとりタケノコのPRキャラクターを作成し、商標登録出願した。
●タケノコ栽培・加工技術の向上を図るため、先進地(福岡県八女市)を視察した。
これまでの取組に対する評価
●「やらいや!タケノコ栽培塾」に通年参加し、タケノコ出荷実績のある者の中から4名を「とっとりタケノコ栽培士」に登録した。
●モデル竹林の整備は、放置竹林所有者、竹林整備できる者、整備後の竹林を管理できる者とのマッチングを図ることのモデルケースになった。さらに、モデル竹林のPR効果で、隣接する竹林所有者のタケノコ栽培への意欲が向上し、新たにモデル竹林として整備することとなった。
●集荷するタケノコの規格が設定された結果、皮付きタケノコの集荷量が平成24年度の8.3tから平成25年度に25.3tに増大し、品質も向上した。また、学校給食用の水煮タケノコ使用量も平成23年度2.7tから平成24年度9.0tと増大している。
●生産者がタケノコ集荷車にPRキャラクターマグネットシートを貼付けて走行し、とっとりタケノコをPRした。キャラクターは現在商標登録出願中であり、今後商品パッケージ等に利用予定。
●先進地視察した結果、水煮加工業者が自らタケノコを掘り取る取組みを行うこととなった。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
1,180 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,180 |
要求額 |
1,211 |
0 |
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0 |
1,211 |